ドラえもん0巻、ギリギリまでオリジナルを残すのに腐心してる。このコマが修正前バージョンに戻して収録してある!(笑
最近の商業藤子パロで面白かったのは木曜日のフルットのこれ。もう大多数の読者に伝えるつもりないでしょこれw
誰も書かないのでバウバウ大臣のグッとくるポイントを書く。臣下モチーフなのでバウバウもミウミウも王子の前では正座してるの。しかも連載が進むとだんだんバウバウは緩んできてあぐらになるという。この辺のこだわり細かいんすよ。また70年代中盤でF先生の絵に脂が乗ってる時期で絵がいいんだこれが
子供の頃はこれを科学が究極に発達した星の描写として「極端過ぎるカリカチュアライズ表現なんだな」としか思わなかったけど実はこれ将来的にはこの通りのことが起きるよな。ボタン一個押すだけとかどうでもいいじゃんと思うけどさ。これは人間の尊厳とか高度に政治的思想的な闘争の末の帰結だと思われ
70年代ってアニメや特撮だけじゃなくて漫画もトンガッてたわけで。特に冒険王は原作者本人ではないコミカライズが山ほど載ってて何故か内容はおまかせでやりたい放題。そして中にはこういうことやってたりする人がいたわけですよ。隙あらば子供向け漫画にも思想を忍び込ませる。70年代感!
他にも80年代アニメージュの付録が沢山出てきた。描きおろしの漫画が丸々一冊とかアドベンチャーゲームブックとかボリュームの凄い冊子がドッカンドッカン付いてくるの。しかも本家スタッフが忙しい中がっつり関わってたりするし。メモルの漫画なんか原作貝沢幸男さんで絵は名倉靖博さんで66ページだよ
松本零士先生って物語の展開が一旦落ち着くと大ラーメンとか宇宙の乞食とかを出してくるよなーとか思って999の単行本を確認したら思いのほか早く「乞食の星」が出てた。文庫だと1巻ですよ(笑
早い!
自伝タイプの作品内で、二人乗り自転車で自分が後部座席で後ろから大柄な女性に抱きつくシーンを甘美なものとして描くこの辺りはかなり端的に安孫子先生の根源的な願望が出ている気がするんですよ。