こういうデリケートなテーマってスポイルされて「TVにはTVの流儀があんだよ。俺らに任せときゃいいんだよ」と乱暴な扱いでエスパーというか結局怪人が「バンバラ~」とか言わされてたり。特に千の目先生のTV化の好き!好き!!魔女先生に愚痴ってたのわかる。あの原作石森先生のお気に入りだったんだよね https://t.co/J50iaEUQZ3
『流血鬼』雑誌初出版だと幼馴染の子は洞窟に来てすぐ縛られちゃう。持ってきてくれたお弁当を食べたり昔話をするくだりも一切なし。説得もそこそこにすぐ強引に「ギャーッ」に続く。オリジナルは30ページだから8ページも単行本で描き足しがある。
今作の注目ポイントはムックの鳴き声の「キンキン」を小型犬の鳴き声のキャンキャンに近いとらえ方で解釈するのか、本当に金属音としてのキンキンという音で表現するのかどうか。作り手がセンスを問われる部分と言えましょう。 https://t.co/fNzJ0NPFtK
F先生も返歌のつもりで描いたものをドヤ顔でパクり扱いされたり執筆日を誤解されて剽窃疑いを受けるのはウンザリしてたと思うんすよね。わざわざSF短編愛蔵版の前書きで「パクりじゃないです」って書くくらいだから。ある時期のSF短編から最終コマに日付を入れるようになったのは多分そのせいと思われ
「男たち」にカイジの地下施設みたいなタコ部屋が出てくるんだけどこれがまあ怖い。地に足がついてて。ワルがファンタジーっぽくなくて人間なのね。実は良い人で…とかそういうことでもなく,弱者も強者もどこかふてぶてしく生きてるというか。最近電書になったからお勧め。2巻しかないから読みやすいよ
ちばてつや先生のスポーツ漫画には「〇〇道」の要素が少ないって前に書いたけどさ。普通は粗野な少年がスポーツを通して少しだけ上のステップの人間性を獲得する…というのが王道で定番じゃん。でもちば先生ってスポーツをそれほど神聖なものと描いてない。スポーツはあくまでスポーツ。人間性とは別。
だから面白いのがちば先生のスポーツ漫画って主人公が下痢してるのに大観衆の前でプレーする羽目になって漏らしそうになって超困るってシチュエーションをわりと描く(笑。勝利目指して一生懸命プレーはするけど人間だからそういうこともある。これを普通にありだと読ませる時点で実は独特だなと思うの
まさか自分の没後に「あしたのジョーのラストシーンは実は梶原先生の原作にはなかった」と明かされるとは思わずに自伝的作品内で真っ白な灰になるラストのイメージは若いころから温めていた…みたいにノリノリで書いてしまう梶原一騎先生。めっちゃ盛るよなー。