のび太の恐竜の中編版が好きなんすよね僕。突然重要な判断を迫られる局面になって初めて本気で悩んだ結果、実は問題も解決策も全部自分の中にあることにのびちゃんは気づくわけで。よく考えたら外部は関係ないんだなと。ここでマンガの人から実体のある人間になった表現として影が付くのがイイんですよ
これ漫画内だとものすごい真夏日の描写だけど『エスパー魔美』で描かれてた1977年8月13日前後の東京の最高気温って27℃なんだよね。平均じゃなくて最高気温が27℃!(笑
子供世界から一般社会への橋渡しってF先生も凄く気を遣ってて。魔美ちゃんのお母さんが新聞社勤めなのも本来それが目的だと思うのね。こういう風に。でもやっぱ情報の伝達利便性だけだと話弾まないのよね。どこかに稚気がないと。そこでスネ吉兄さんですよ。能力と稚気を兼ね備えた理想のモテない兄貴w
ここの4段目でもう一人のび太が入ってくるじゃん。これでオチが読めなくなるよね。タイムマシンで過去に行くとこまではわかるしドラではよくある話なんだけど原因究明してる人がもう一回奥に入って二重のメタ視点になっちゃう。ドラでもここまで捻るのはこの話だけで。普通は神様視点で描いちゃうよな
横山光輝先生の漫画はイデオロギーが薄いのが面白いよね。なくはないけど基本純粋な知略戦なんすよね。どっちが悪いとかあまり突っ込まない。忍者ものならわかるけど現代アクションでもそうだからね。全然罪悪感がないというか悪いことしてるのが人のよさそうなおじさんだったり。そこが逆に怖くていい
藤子先生って生活マンガには主人公の定着型と放浪型があるとかよく言うけどさ。放浪型で漫画描いてるのⒶ先生だけだよね(笑。フータくんとかマボロシ変太夫とかさすらいくんとか。Ⓐ先生、放浪型好きだよね。コラムでも「朝会社に行かずにこのままどこか遠くに行ってしまいたい」とかよく言うもんなー
でもミノタウロスの皿が上手いというかズルいのは価値観の違いの皮肉な話…と思わせてるけどあれ本当は家畜が人語を解してるのがポイントだよな。人間だって食用に飼ってる牛に人の言葉で「食べられたくないですぅ~」とか言われたら絶対に躊躇してると思う。まあそこが作家としての上手さなんだけど。 https://t.co/pQzTVNVjai
だからよくいうAIが人間を滅ぼすってのは人工知能のロボ軍団が人類に宣戦布告してくるのではなくドラえもんのいたわりロボットみたいな感じだと思うよ。人類側も「何も奪われてなんかないよ。これはこれでいいんだ」と征服されたことにすら気付かない。これが一番のバッドエンドかつ割と確度が高い未来
人間の入れ替えを記憶交換で行うのが藤子・F・不二雄先生。
物理的に脳みそを入れ替えようとするのが楳図かずお先生。 https://t.co/XbGsc6iaFO