『ヒトより私はそれが好き!』最終回(2017年3月号)。きららの未単行本作品の中でも先月号に最終回告知がされてるだけいい方なんだけど、やっぱり唐突な印象は否めない。てゆうか休載なければだけど調べたら12話連載されてるし、描き下ろし加えて単行本出してほしかったなあ。
羽衣編の掲載が1971年10月号で、望郷編が同年12月から1972年。時期を見るにかなり慌てて改変したんじゃなかろうか。放射能の設定をなくした時点で、COMで描いてる話は全く意味をなさない(手塚治虫的には)ものになり、やむなく中断したんじゃなかろうか。
『ダスト18』よりダストNo.2。この話は全編に渡って正面から韓国に関する話をしている。「おとなりのK国」というのは容易に元の国名を想像できるし「キムさん」という名前も同様だ。1970年代の手塚治虫は韓国にかなりのめりこんでいた節があるが、講談社全集だと「Z国」に修正されている。
今のティッピーってほんとに普通のうさぎに戻ったんだろうか。今までみたいに「腹話術」設定じゃなく、チノちゃんが「本当に」腹話術でティッピーの声を出しているのかな。そうなるとやっぱりおじいちゃんはいなくなったのかな…ティッピーはもともとメスだしね
こみっくがーるず最終回。やっぱり『まんが道』へのオマージュを強く感じるなあ。まんが仲間が集まって、時には原稿を手伝いをしたり、いろんな相談に乗ったり、アパートを去るものもいる。まさにトキワ荘だ。『まんが道』好きとしてはすごく楽しい。