過去に学生運動に関わっていた、という話は、ラストの火炎瓶の伏線かも、と思うんだが、一枚目は単に食料確保載ためかも知れない。
ただ、密かに火炎瓶を持っていたり、彼らが乗ってきたヘリにぶつけるなど、この状態でも主人公には理性がしっかりあったのか、それを「カメレオン」になぞらえたのか?
『バンパイヤ』(1966- 1967)。
キャラクターの容姿や性格をネーミングに当てはめる手法は、『ハイスクール奇面組』などで有名になったが、実はかなり以前よりこの手法は行われている。「福礼スギ」→「ふくれすぎ」=ふくよかなキャラ、みたいな造形ね。
『スイートマジックシンドローム/CUTEC』(2012-2013)
『夢見るルネサンス/海老川ケイ』(2018-2021)
『スイートマジックシンドローム』はミラク連載。いわゆる部活もの…かな? 一応「茶道部」を標榜してはいるけどね。
『夢見るルネサンス』はなんとタイムスリップもの。メインは絵描きさんの話かな?
動物たちが人間に半旗を翻して、人間に復讐、及び支配下に置く設定はやっぱり手塚治虫が嚆矢かな。有名なのは『鳥人大系』(1971-1975)辺りだけど個人的に思いついたのは『ミクロイドS』(1973)のこのシーン。手塚治虫の描く昆虫は妙にリアルで気持ち悪いけど、このカブトムシは特に気持ち悪い。
現代でも、さすがに「強制労働があった前提」の在日朝鮮人の苦悩や「何年生まれだろうと」「当時韓国に酷いことをした“日本人”は許せない」「韓国でスパイ疑惑をうけたキムさんの死刑を祖師するためにラジオで発言する女パーソナリティー」なんて話をやったらどうなるだろう?
そしてブコフ50号水戸元吉田店で入手したきらら作品。『精霊さまの難儀な日常』(2017-2019)は『あんハピ』の琴慈さんの作品。『どうして私が美術科に!?』(2016-2017)は、『GA』や『神様とクインテット』に繋がる美術部系作品かな。この2作品の共通点は、いずれも全3巻!あ、すいにゃん先輩すき。
学生時代によくある「仲のいい友達どうしで班決め」は、こういう「ふだんから仲良しグループ」が作られてたら、ほんと何も心配も不安もないよね。個人的には耐えられない地獄のイベントだったから最初から「決まった仲間たち」がそばにいてくれるのは、心底羨ましいし、心強いのだ。
『ななかさんの印税生活入門/kashmir』(2016-2017)。きららマンガには珍しいタイトルだけど、内容はふつうに(?)学園萌え契約マンガかな。部活ものと思いきや部活は出てこない。おそらく1巻乙。