『ミソニ丿ミコト/PAPA』(2014-2015)。いわゆる「神様」もの。きららでも『ななつ星オンリー!』や『神様生徒会部!』なとがあるように、マンガ業界でも定番のジャンル。まあ日常に闖入者が現れ住み着くという「ドラえもん」スタイルかなあ。あと作中に出てくる巫女が霊夢を彷彿とさせてかわいい。
『やさしい新説死霊術/鴻巣覚』(2015-2016)。きららマンガで一定の割合を占める「異世界ファンタジーもの」のひとつ。今作は魔術学校を舞台にした学園ものかな。『RPG不動産』みたいなバトルはないから、どっちかというと『ホレンテ島の魔法使い』に近い(?)かも。てゆうかトアちゃんかわいい。
『へんてこバスと飴玉くるり/笛』(2014-2015)。バスに乗ってたら異世界に迷い込んでしまう、みたいな…いわゆる「きさらぎ駅」みたいな話…なのかな。主人公が大阪、難波まで深夜バスで向かう途上でに異世界に迷い込む、みたいな感じかな。異世界というよりパラレルワールドに近いのかな。
津田さんの「あによ」かわいいな。津田さんは多摩の人なのかな。(「あによ」は多摩地域で使われる方言らしい)
「あによ」といえばやっぱり『トリコロ』のにわちゃん。 https://t.co/WxpoJkR0Vc
『きもちわるいから君がすき/西畑けい』(2022)
とにかくキャラがかわいくて仕方ない…。あと、等身がかなり違和感あるんだが、これは「スカートのすそをひらっとさせたい」から、あえての設定なのかなあ、と。やっぱり胴と足が長すぎるからな…。そして個人的に西宮透ちゃんがかわいすぎるのです。
『リリカお嬢様に振り回される!/メイス』(2021-2022)
いわゆる「わがままお嬢様」もの…なんだけどリリカ様は体が不自由。そして親の愛情を受けていない。そのため人との接し方が分からずに辛く当たったり暴力的になってしまう。やっぱりギャグとシリアスのバランスがすごく、いい意味で「難しい」。
言ってしまえば両親のネグレクトだよね、また、足が悪いから、見放したとすら思える胸糞悪さも感じる。そして、愛情を受けていないから、家政婦さんの永野さんにものすごくキツめな物言いをするので、第一印象は最悪だった。でも永野さんもちゃんとやり返してるから悪印象がある程度相殺されている?
かなりシリアスな場面もわりと出てくるが、もはやギャグとシリアスの境界が曖昧になっていく感覚がすごい。どっちかに振り切った方が…とオモってしまうが、あえて両方の側面を盛り込むことで、作品に奥行きが生まれ、ギャグマンガと思って読む内に大事なことも知っていくのかも。
透ちゃんは「一人が好きで、一人でいたい」人だったはずなのに、偶然依子のヘンタイっぷりを目撃したことにより、否が応にも巻き込まれて、その結果ほんとは「誰かと友達になって一緒に遊んだりしたかった」本音を引っ張り出されていく、みたいなさ。
きららコミックスで「単行本未収録作品集」を出してほしいな。『ヒトより私はそれが好き!』『しろいぬシンドローム』『かんきつパンチ』…あと個人的には『本日わたしは炎上しました』を出してほしいんだが…これは難しいか…?