3巻は割とガチな野球パート多いけど、
「スポーツ系のクラスだけ、あまりにもシャバ(学外)の空気に触れられない生徒を不憫に思って、授業をつぶしてテレビを流してくれる先生がいる」
というのが最高にPL!!
刑務所ですら毎日テレビ見れる。
それを考えるとPLって本当に刑務所より酷いからね
結局、数学なんだよ。
純粋な頭の良さ・反復練習の差が出るのは。
まぁ、数学の先生が一番ハズレ多いから教え方がアレなところもあるけど…
数学できない人にだけは「私勉強できたんです」とか言われとうない。
一番勉強したらできるようになるのは数学やで?
特にこの1ページはぼくのトラウマをえぐられてすげー辛かった。
同時に、ぼくも「和やかの雰囲気をぶち壊すほどはっきり言った経験ある」と向き合って読んだ。
病むと他責思考で攻撃的になりやすい。
だから、自省とお互い様の精神を取り戻した上で解決策と向き合う部分もあるこの本は深い意味でいい
許す許さないってさ、ポジティブネガティブの問題とか寛大さの問題だといいだけな人がいるけど、それは違う。
相手のことが信じられないから、もう人として見られなくなったんだよ。
野生動物か犯罪者にしか見えないような人間と関わりたくないから(心身問わず)引きこもってしまうんだよ
まず、共感したのが「ここ」ね。
いじめたヤツって、絶対隠したがるんだよ。
自分も
「〇〇(共通の知り合い)に言わないでね」
と暴言吐きまくられたヤツに言われたばっかりだからわかるんだけど…
多くの場合「悪いことした」とはわかってるのよ。
でも、絶対その場では握りつぶそうとするのよね
だから、いじめられっ子は孤独を感じる。
いじめっ子はいじめた人以外からは評価されようと立ち回る(か、もみ消そうとしてくる)か、自分のやらかしなのに、指摘したらさらなる報復を加えてくる。
人が一方の話を真に受けないようにするのはしょうがないんだが…わかってもらえてない気がして辛い
いや、この本だと他人どころか双方のお父さんさえ、最初から素直に「いじめてた/いじめられてた」という事実を受け入れきれてないんだ。
だから、夫婦喧嘩になる。
人としては正解の反応だ。
先走らないため、こじれないために中立的な態度は大事だ
でも…当事者には逃げてるように見えてしまう
「なんで、いじめられた人が他人のまともな反応以上に、共感や理解を求めるのか?」
いじめられた人は一生残るキズだから。
でも、いじめた人・見てる人にとっては「遊び・ボヤ騒ぎ」ぐらいのことですぐに忘れる話。
やられた方はされたことが辛いだけじゃない。
言い出す・解決するのも大変なんだぞ
そして、いじめられた方の過程はもっとフクザツ。
娘は「いじめられた人にしかわからない孤独・人間不信」を引きずってる。
父は一般論的な「他人事」を言う。
母は娘を孤独にしたくないからはっきり言えない一方、何も言えずに言葉を飲み続ける日々。
いじめられたことで…家族が壊れていく
そして、このマンガではSNSにいじめられっ子がアップされたことで、さらに
・親子の不和
・社会に理解されないことへの孤独
・いじめが当事者の一時的問題だけじゃないこと
がかなり深掘りして描かれる。
大人の視野で見るからこそ、多方面の影響が読める&過去の体験を別視点で読めるのがすごくいい