河鍋暁斎は、妖怪画で有名な鳥山石燕の絵を模写しています。こちらは『画図百鬼夜行』や『今昔画図続百鬼』からさまざまな妖怪たちを抜き出したもの。拡大したのは「しょうけら」と「ぬらりひょん」です。原宿の太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて12/19まで展示しています。
#大河べらぼう 第30回。「人まね歌麿」とありましたが、確かに喜多川歌麿は北尾重政の絵をマネしていることがありました。左が今回のドラマで登場した重政の狂歌絵本。右がその4年後に歌麿が描いた狂歌絵本。石段を上り下りする人たちの姿を、歌麿はかなりマネしています。
【前期展~2/26まで】太田記念美術館では現在「#広重おじさん図譜」展を開催中。左は現在会場にいるおじさんたち。今週末2/26の前期展終了で全員交代となり、3/3からの後期では右のおじさんたちが登場します。お楽しみに!https://t.co/90RBwbJQVL
鼠兵の罠でしょうか?上段はマタタビに朦朧とする猫兵たち。下段、居眠りする猫兵をあざ笑うかのようにその背後でご飯を食べる鼠兵たち。猫と鼠の戦いをコミカルに描く芳年「猫鼠合戦」は「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28(日)まで展示中です。
【書籍紹介】河鍋暁斎の絵本の魅力が一冊に詰まった『暁斎絵本』。太田記念美術館の監修で青幻舎@SEIGENSHAより刊行されました。文庫本サイズ、288頁、税込1,760円。太田記念美術館受付にても販売しています。「闇と光」展にお越しの際、ぜひ手に取ってご覧ください。https://t.co/4fu5hk1uEl
【他館展示情報】府中市美術館では3/12(土)より春の江戸絵画まつり「ふつうの系譜」展を開催。奇想人気に対抗して、土佐派、狩野派、円山四条派など、江戸絵画のメインストリームを紹介。2020年に途中閉幕した展覧会の再開催です。展覧会アカウント→@edo_fam、美術館HP→https://t.co/StKHa9XfSr
麻の葉に雨龍(あまりょう)の丸模様を配した長合羽。雨を降らすとされる雨龍は、合羽に適した意匠といえるかもしれません。太田記念美術館「美人画 麗しきキモノ」前期にて9/24まで展示中です。https://t.co/T7PvJ6Eufq
歌川国芳と、長女・芳鳥(よしとり)との合作。メインとなる人物を国芳が、急勾配の九段坂の先に見える富士山を芳鳥が担当。芳鳥はこの時まだ数え14歳ですが、空間の奥行きをしっかり捉えています。原宿の太田記念美術館で10/4より開催の「歌川国芳ー父の画業と娘たち」で展示。 #秋の歌川派フェスタ
勇み肌の男性に扮する初代市川左団次を描いた、明治初期の作品です。背中にはローマ字が。時代の変化もうかがわせます。太田記念美術館「和装男子」展は、明日1/28(木)まで。
【展覧会情報】来月11月16日より、福岡県の福岡市博物館にて「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」展が開催。名古屋市博物館のコレクションの中から、国芳と芳年、さらには国芳の門人たちの作品を紹介する展覧会。詳しくは→ https://t.co/Unv7WeiD1x
溪斎英泉の初期の作品。男性に着せようとしている羽織の裏地に記された「妾心正断絶」は、初唐の詩人、郭震の五言絶句「子夜春歌」の一部のようです。恋しい人を思うやるせなさを詠ったもの。来年1/5より開催の「浮世絵と中国」展で展示予定です。詳細は→https://t.co/s6fUmvhfLZ