アプトムvsゼクトールは、両者共に(アプトムがゼクトールのコピーだから当たり前ななだが)黒くてトゲトゲしてて、カッコいい
【ガイバー】14巻まで。
ガイバーたちがギガンティックなる新フォームを手に入れた一方、クロノス十二神将も新たな一員を迎える。
その首領たるアルカンフェルの正体も見え始め、戦いの規模はみるみるスケールアップ。いやあ、楽しい
アプトムがライバルキャラとしての立ち位置を確立する中、それまで「2号ライダー」に甘んじてたアギトが晶たちにも牙を剥いたり、村上が悪堕ち洗脳されたり、味方陣営も流動的なのは、人間ドラマとして厚みを増して来た感じ。
誰がどう動くのか、まったく予想ができない
これまで顔出し程度だったクロノス十二神将も、いよいよ存在感を出してくるが…完全に野心剥き出しなのが、クロノスらしい
バルガスも最初は憎たらしかったけど、段々「不憫かわいい」ポジションになってきたな…
アギトやアプトムにしょっちゅう攻められ、クロノスも居心地悪くなりつつある…
「ミュータントとヒトの融和」。それは決して、打算や妥協でおこなわれるものでなく、X-MENの理念として誠心誠意に。
彼らの冒険とエピソードからすれば、そう珍しい戦いではないのかもしれないが、外交的に特殊な立ち位置にあるクラコアであっても、こうしたことは日常茶飯事に行われているのだ
【ガイバー】20巻まで。
ガイバー・ギガンティック打倒のため、クロノスは神将たちが動き出す…が、その思惑は決して一枚岩ではなく。
目的の見えない行動を繰り返すアルカンフェルの求心力低下をキッカケに、神の軍団の綻びが見え始める
創造主たちに「神」として造られるもの、やがて放棄され、行き場を無くし、天への復讐のためにクロノスを結成したアルカンフェル。
壮大なような、意外に身近な問題のような。世紀末の作品らしい、メサイアコンプレックス