「星界の紋章」6巻発売記念で、もう少しいろいろ公開していきます。
下書きはこんな感じ。アナログの頃からコピー紙に色鉛筆でアタリ取り、鉛筆で下書き、トレス台を使ってペン入れの順。アタリは修正の順番で色を変えていく。アタリに無駄な線が多いのは電話中だったんじゃないかな。
星界の紋章2巻85ページ第8話の後半。ジントが10年後、故郷にラフィールと訪れると夢想する場面。事態が戦争に向かう不安と二人の寿命の違いを自覚したりとかがない交ぜになった中で空想するラフィールの姿。本文原稿は思い入れもあり好きな絵に上がりました。そのラフィールをもう一度。#星界の紋章
「STREGA!」より。(当時の読者向けに)船体が3ブロック構造で隙間だらけなのは左右の圧力差を緩和するため。宇宙服に走るチューブは冷却用とパワーアシスト用のフレキシブルケーブル2種。モノクロ原稿の取り込みを自分でやると「あの線も出したい、この影は消したい」と収拾がつかなくなりますね。
今日も一段と冷え込みますね。昨日よりもきついです。
少年画報社ヤングキングアワーズNo.38(だったと思いますが)掲載のカラー短編から10ページ中冒頭の2ページです。翼のあるキャラばかり書いていますね。一部修正してあります。
リクエストありましたので「霞外籠逗留記」から「令嬢の隠れ家」。指定は屋根の上の人一人が入れるような個室。多分写真の明かり取りを想定していたんでしょうか。これを取り違えて最初は屋根裏の高さ制限のある個室を描いてしまいます。
モノクロアナログ原稿を整理しているとトーンの厚み分紙に落ちるパターンの影とか、ペンが紙に掘っていく溝やインクの微妙な盛り上がり、これらが造る立体感が印刷に出ない生原稿の面白さと感じます。そうするとデジタル原稿はプリントではなくモニターでドットバイドット表示で見たいなと思いますね。
「BLUE DROP」メガボマー&ミサイル格納庫内のレイアウト。設定では無く着陸脚の説明に書いた図の中の1枚。背景に映るミサイル&特殊タンク運搬車両。地味だけに自由度が高くまた作業用車両は描いていて楽しい。メガボマー関連はあと2回くらい続きます。
霞外籠逗留記船着き場。当初は旅籠の対岸にある船着き場を描いた。「橋が落ちて渡し船しかない」「大きな舟屋の様なロビーから川に降りて船に乗る」等考えていました。舟屋は鳥羽を訪れたときダイビング用ホテルにあった施設内から湾内に直接出るプールが印象的だったので、それを流用。#霞外籠逗留記
4回目の告知ですが、まだ続けます。COMICメテオにて星界の紋章33話が公開されました。
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掃除で出てきた原稿束からもう一枚。これは同じイベントでTシャツ用に描いた物だったかと。一番上はロケ松。100型宇宙艇は何度描いても面白い。