「鳥肌美少女奇談」坐磨屋ミロ
00年代半ば?くらいのホラーM(一応少女マンガ誌)に載ってた問題作品を集めたやつ。グロカリカチュアされた戦中日本のイメージは飴村行や駕籠真太郎だし、セミに食われる話は白川まり奈、湿り気の強いスラッシュ描写は御茶漬海苔か?気持ちわりー!
そういや、「ちゆ12歳」が紹介していた超絶クソ漫画「迷宮のドラゴン」を手に入れたよ。最悪は最高でもあるんだけど、これは最悪かつ最低かも分からんですね。
「肉色ゲーム」聖レイ
邪道において最悪は最高なので聖レイは最高。早見純と違って、残酷描写に文学性や知性を感じさせないのが凄い。特筆すべきは佐川一政によく似たシリアルキラーの肉屋が登場する点だ。「人間ミキサー」は「力王」のイメージだが、かなり先を行っていますね。
パクりだけど力の入れようの違い。
BOMBERはBLACK徒然草が「見つからない!」と言うくらいのレアさが売りだが、表現としてはゆたぼんレベルだと言える。多分、単行本化されていない日雇い描き捨ての北斗リスペクト作品は沢山あるんだろうなぁ。あと、カラテ黙示録はフツーに好き。
ゴルフ漫画とドチンピラタイムスリップなろう系漫画「霧島嵐児」が世界的に有名な、かざま鋭二先生が亡くなった!「霧島嵐児」の関根元的な感覚で人殺しをするスタイル、全く会話が噛み合わないリアルでブルータルなストーリーテリングは流石のゴラクでも手を余した模様。全3巻でも腹一杯っす!
タイムラインでたまに話題になる石井まさみ(岬マヤ)先生は間違いなく漫画好きにとって大人気の作家であると断言できる。最悪は最高であるの典型だ!
「恐怖の快楽」(グロ悪趣味寄りのレディコミ)で発表された作品は多分全部傑作なので電子でもいいから復刻してくれ。