そういや、「ちゆ12歳」が紹介していた超絶クソ漫画「迷宮のドラゴン」を手に入れたよ。最悪は最高でもあるんだけど、これは最悪かつ最低かも分からんですね。
「CHIBI」高橋陽一 全6巻
90年代のジャンプにはボクシングを主題にした漫画が幾つかあったが全て打ち切りなの。チビもその一つ。個人的には序盤の主人公チビ智と番長熊田のバトルが蹴撃手マモルみたいで好き。
「花と会話する天然さ」と「殺す発言を連発する狂暴性」が陽一先生の中には在る。
「攘夷 幕末世界」森田信吾
電波・カルト・ヤバヤバ時代劇!
時は幕末。紳士的・啓蒙主義的な夷狄(西洋人)の正体は触手ビラビラグログロの化物のだった!武士道と弥勒降臨のために主人公・幸四郎は剣を振るう!
ヤバい系の作品にも関わらず、エンタメ度が高く、単純に面白い作品!みんな読もう!
「恐怖!ゾンビのいけにえ」岬マヤ
1987年刊
岬マヤ=石井まさみは漫画好きなら誰もが知るコモンセンス!
貸本→エロ劇画→少女向けホラーというプロセスは90年代まで続く限界集落の法則!主人公のオヤジがゾンビ族のボスでゾンビ族同士がバトルする展開はハッキリ言って常人のセンスを超えてる!
「寄生少女」三条友美
亡くなった三条友美のホラー作品集。
三流エロ劇画出身の麒麟児が戦場に選んだのは少女ホラー誌!エクストリームな作風を競わせる界隈であるが、そこでも老練!否、天然な個性を発揮!昆虫、触手、自傷、カニバ、皮膚病なんでもござれ!成人向けではなく少女向け!(重要)
「夢精人形」ハタノエミ
90年代に日野日出志のゴーストライター(あからさまに絵柄が違うのですぐ分かる)をやっていた岩越国雄の別名義。耽美怪奇、汚いオヤジVS美女、意味不明な昇天とサン出版らしい典型的なザ三流劇画であるが女性のタッチは美しく、後の日野作品で画力が安定化することになる。
「シャカの息子」ジョージ秋山
ボトムオブザジョージ
鳥山明、桂正和らイキの良い鮮魚が跳ねるジャンプにジョージが出た!
「完全な悪」「地獄のヒーロー」と作者が称するシャカの息子!「札束と恙虫を撒く!」「バカ女をレイプ未遂」「地下にシャンバラを建設」など支離滅裂な行為を繰り返す!
「異形人おに若丸」猿渡哲也
多分、マネアシがクローネンバーグや雨宮慶太チックな異形ヒーローを描きたい!と始めた作品だと思ってます。
タフの兄弟喧嘩、あばれブン屋~毒狼という傑作の間に挟まれている感がどうしても強く、マネアシの気合の入った作画に人生の悲哀を感じますね。
ゴルフ漫画とドチンピラタイムスリップなろう系漫画「霧島嵐児」が世界的に有名な、かざま鋭二先生が亡くなった!「霧島嵐児」の関根元的な感覚で人殺しをするスタイル、全く会話が噛み合わないリアルでブルータルなストーリーテリングは流石のゴラクでも手を余した模様。全3巻でも腹一杯っす!
突然ですが早見純作品に登場するベスト美女を選出しました
①電車に挟まれ娘
凄惨だけど陰惨ではない。
SM的な嗜好はないんですけど、早見純が描く苦悶する女性の表情はセクシーですね。
②「うじ虫の穴」の少女
輪姦されたうえ、ぼっとん便所に飛び込んだ少女の腐乱死体
間違った画力の使い方だ。