通り魔事件が起きると否が応でもゴブリン森口の漫画を思い出してしまいます。社会格差とか左巻きの問題ではなく人間の根底にあるマヌケさから来る恐怖?みたいな。
昔、タコシェで買った死刑囚の画集。全カラーなので凄みが凄い。埼玉愛犬家の風間や林眞須美、オウムの岡崎一明など大物もいます。
田口ランディ、椹木野衣らの文芸系の人が死刑や人権についての寄稿をしてるんだけど、「こういう本」を欲しがる人間の趣味嗜好と全くマッチしてない。
「攘夷 幕末世界」森田信吾
電波・カルト・ヤバヤバ時代劇!
時は幕末。紳士的・啓蒙主義的な夷狄(西洋人)の正体は触手ビラビラグログロの化物のだった!武士道と弥勒降臨のために主人公・幸四郎は剣を振るう!
ヤバい系の作品にも関わらず、エンタメ度が高く、単純に面白い作品!みんな読もう!
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
聖レイはこのようなバタイユ的(単に悪趣味)な作品を発表されていた素晴らしい漫画家です。虚実の処女膜を破るどころか、刺身にしてウマイウマイと食っちゃう豪胆さよ。
六波羅芳一は庵野秀明やキバヤシレベルの超人なんで、シン・ウルトラマンやシン・仮面ライダーとかいうチャラけた映画を早い時点で風刺している。真ん中のやつはシン・はだしのゲンとかじゃにゃいかねー?
大武マーくん(タフネタをたまに使用する猿先生の元下僕)のJMを読んでるんだけどタフの金貸し道元みたいなやつが出てきた。次は御子神や金平愛ちゃんあたり?
それにしても師匠ばりに絵が上手になっている。異常性愛者になっちゃう。
常軌を逸した男性や男魂の象徴として「あり得ない角度の眉毛」が挙げられる。時代的にジョージ秋山の毒薬はダチ公の秋葉のパロディなんじゃないか?と思った。あと、時代的には違うけど聖マッスルや範馬勇次郎も複雑怪奇にスパイラルした男性遺伝子の表出に思えて仕方ない。
強姦した女のパパの刺客によりボッコボッコにされ惨めな最期を遂げるモヒカン!読者スッキリかと思ったら仇討ち戦が始まりレイプは愛だっという超理論が展開され最後は女の妊娠が発覚します。むっちゃ胸糞悪いっす。リアルタイムでの反応はどうだったんだろうか?