谷川史子先生『おひとり様物語』2巻第12話の
「愛してんだ」
の一言を見て、同棲していた部屋を飛び出し子供を作って帰ってきたまるで生活力のないかつての恋人をそれでも
「大好き」
だと心の底から口にする鳥野しの先生『オハナホロホロ』を思い出しました。泣ける。
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   自分をよく見せようと気が張った毎日を過ごす学園の人気女子高生の佐穂子と、そんな彼女が出会ったのは自分とは真逆で着飾らない姿がキラキラして見える葵。
どうしても葵が気になる佐穂子は彼女を切実に追いかけて、というお話。
続きがとても楽しみです。 
   【原作】竹岡葉月先生、【画】フライ先生『今日、小柴葵に会えたら。』1巻。
冒頭の自問自答
「いったい私はそこで何を確かめようとしてるんだろう?」
「失ったものの再確認?」
「それでも残ったものに安堵するため?」
の言葉で一気に引き込まれる、過去の青春と現在が交錯する百合物語。 
   ミサゴの兄姉が、妹とカワセミさんが付き合っていると勘違いして勝手に陰ながら応援を始めるくだりにほっこりしました。
続きが気になる『カワセミさんの釣りごはん』 
   人見知りのぼっち女子カワセミさん(料理好き)と、物怖じしないヤンキー女子のミサゴ(釣り好き)が織り成すアウトドアライフを描く匡乃下キヨマサ先生『カワセミさんの釣りごはん』最新話。
警戒しつつも料理器具きつられてミサゴに付き合うカワセミさんが可愛らしい。
食漫画好きにもオススメの作品。 
   個人的には本作で沢山描かれる食事のシーンが好きです。
年の差もあって互いに気を回しすぎるきらいも二人ですが、同じ食卓を囲んでいる時の目線がそろう感じに幸せが満ちていて癒されます。 
   戦場に兵器として向かった生徒たちが命を落として帰ってこないような死と隣り合う日常の中で、シーナとミミが掃除をしたり、花冠を編んだり、クッキーを焼いたりと思い出を積み重ね、少しずつ変わっていく姿が切なくも美しいです。