9月3日(月)の百合文壇バーは2時間まるごといけだたかし先生『ささめきこと』についてわいわい話す回。 
補足資料はあんまり考えていませんが志村貴子先生との対談とか持って行こうかと。
場所:シアターPOO(@POO75498512)
新宿区新宿3-35-5守ビル3F 
時間:21時~
チャージ800円
ワンドリンク700円 
   百合文壇バーで反響の大きかった作品⑨木野咲カズラ先生『ストロベリー・フィールズをもう一度』
心が通っていく描写が丁寧なのは勿論、ぴゅあという女の子が見せる"時を超える想い"に胸が熱くなります。
個人的にはSFマガジンのいう「昨今無視できなくなってきた百合SF」の一つ。最新2巻発売中。 
   フィールヤング発の百合回はやまじえびね先生の『スウィート・ラヴィン・ベイビー』あたりで私の心が砕け散りそうなので、続きはかっぱさんにお願いしたい所存。 
   松浦理英子先生なとが述べるところの皮膚の快感が描かれる作品として。
『熱帯夜』『防波堤』で性行為をせずに眠る二人が描かれる中で、先述の『雨の降る国』も皮膚快感への言及と、それから異性との遠い距離感があり。
肌の心地よさで結び付く関係っていいなぁ、と思う夕べ。 
   松崎夏未先生『ララバイ・フォー・ガール 』発売を受けてフィールヤング発の百合コミック回やるべく色々と読み返していました。
おかざき真里先生『雨の降る国』は余人の入れない"女の子"同士の関係が描かれていて、『EVER GREEN UTOPIA』が好きな人には読んで欲しいですね。 
   付き合っていた男女を別れさせ、できた心の隙間に入り込んで男も女も自分のものにしてしまうファムファタールを描く玉木ヴァネッサ千尋先生『隣の悪女』。
今週のヤングジャンプ回も迸っていました。
百合かと言われると違いますが、こういうのも好きですね。 
   あらた伊里先生『とどのつまりの有頂天』9月10日発売なんですね。
性格は違えどお互い鈍感な二人のやり取りを見てるのが好きなので、買わなくてはですね。 
   百合文壇バーで反響の大きかった作品⑥オノ・ナツメ先生『ポーラとミシェル』。
幼馴染みの二人が結婚にいたるまでを描いた作品。
『ACCA13区監察課』シリーズの番外編です。
思惑の入り乱れる群像劇だった本編と異なり、寄り添う二人とそれを見守る家族という小さな集団に焦点が当てられた優しい百合 
   キャバクラで働く女性からキャバクラで働く女性への告白。
背景に広がる繁華街の賑わいに臨場感があって好きなシーン。
百合にはならないのですが、告白された後のカヨコの感情の揺れや決断にいたるまでの起伏が高い解像度で描かれていて愛読しています。
安野モヨコ先生『ハッピー・マニア』 
   取り繕うことができずに真意が溢れ出てしまう描写が好きなのですが、鳥野しの先生の社会人百合『オハナホロホロ』は溢れ出るまでの過程が素晴らしくて何度読み返しても泣けます。
『ララバイ・フォー・ガール』も発売されましたし近々フィールヤング発の百合作品についてわいわい話す回を設けようかと 
   恋愛以外に、才能と才能がぶつかり合うとか、仕事という社会的に譲れぬ領域がせめぎ合うとか、そういったひりつく展開がある作品が好きです② 
   志村貴子先生『青い花』1話の、長い間会っていなかった二人の女の子がその空白の時間を飛び越えていく瞬間の心の動きを描いたシーンが好きです。
同じ理由で中村明日美子先生『さくらふぶきに咲く背中』も大好きです。