ちなみに、キャラの強さもシンプルに分かりやすく
モブ:致命傷
レオリオ:普通のダメージ
クラピカ:なんとか防げた
ヒソカ:超余裕
これ1ページだけでたくさんキャラの強さを読者に伝える。本当に上手すぎる。 
   ジャンプ連載第1話はほとんど54ページだが、ハンターは34ページしかない。なんでこのページで物語を描け切る?1つ理由は、1話に『バトルシーン』にない。
それだけでも充分すごいが、もっと恐ろしいのはそのあと。 
   3/5
観光客スパイ展開は楽しかった。やや強引だが久しぶりのコメディ調が清涼剤になった。ヨーセフが一番に大活躍。この時点は『偶然』に見える活躍は、隠れたスパイの身分を考えれば必然かもしれない所が面白い。 
   ちなみに最初からフラグ立った二人。魯泉は無意識に積極的に初対面相手を褒めるのが地味にすごい。ラブコメじゃないからすぐに好感度を高めるのは楽しい。徐梅は食堂屋の娘なので料理できる、魯泉も普通に料理できる。よく考えれば男女両方料理できる設定は割と珍しいかも。 
   敵の視点に丸々1ページを使うのが無駄と思います。敵キャラを描きたい気持ちはわかるけど、この時点で描くと読者にバレます。驚かせるものも脅かせなくなる。あとモノローグはくどい。 
   この見開きのコマ割りはちまちますぎる。それに煙霧の2コマ目明らかに無駄に大きすぎる。敵が無傷のコマで大きく強さを見せなくてもったいない。あとバトルシーンなのに2ページで15コマを使ってどうするんだよ。 
   #マイナー好み描写選手権 
攻防の間に何段階かけて少しずつ優勢(劣勢)になっていく丁寧な描写。ちばてつや先生のこういう描写が大好き。