そうか？

今では忘れ去られ「こち亀の元ネタ」扱いになってしまった「燃える昆虫軍団」について記す。この「昆虫が人語を解し群体で文字を作る」というのはB級ホラーながら秀逸な描写で、TVの洋画劇場で震え上がったものだ。「はじめに言葉ありき」のキリスト教的世界ならではの恐怖と思う。

気づいていただろうか？　このネタ、アイディアとしては最初から破綻しているのだ。時間を空けて呼び出せばそれで済むのである。それをあえてしない。しないことに気づかせない。そこに、この話の凄みがある。どんどんボロボロになっていくドラえもんを見たいと皆思ってしまう。ＳＦギャグの粋である。

ＰＣエンジンのせいで…

「女は…最初にアニメスケール1/810のイデオンを3個買って欲しいの…そして残りは光るガンガ・ルブを2個一緒に買いに行って欲しいの…それが答え」

①ニンジンが食べられる ②転んでも泣かない ③あいさつができる ④あぶない人についていかない ⑤ありがとうが言える ⑥ＰＣエンジンが憎い

①ご飯とカレーのバランスを完璧に合わせて食べる ②歯磨き粉をチューブの最後まで使い切る ③選んだミカンが絶対に甘い ④放映前に深夜アニメの当たり外れがわかる ⑤目覚まし時計がなくても朝確実に起きられる ⑥しゃっくりを自在に止められる

「強大な敵はこんなにぶっとんだデザインでもいい」の例で功績がでかいものとしてこれも挙げておきたい。あんま活躍しなかったのは問題ではない。「最終兵器」と言いながら遮光器土偶を出してくる奇抜さ。これはその後の日本のオタク文化に非常に大きな影響を与えたと思っている。

（実はこれが美味い）

①フリーザは今後の予定を教えてくれる親切な人だ ②フリーザはしっかりとした計画性があって立派だ ③フリーザはいつもみんなのことを考えてくれる

①ラストエリクサーを最後まで残しちゃう感じ ②ボムをフルで持ったままザコに突っ込んじゃう感じ ③塩漬けになった株に何か重要な意味をつけてる感じ

①フリーザはすごく悪いやつだ ②フリーザは意外に謙虚だ ③フリーザは３まで数えられる