スタジオぬえが「三つ目がとおる」のために描いた潜水艦て多分これよな。偽装船の底にドッキングするギミックがあるんだけど、偽装船から分離して、読者がそんなギミックなんかもう忘れた頃に再登場してもその部分を律儀にずーっと残してあるという。

コロコロコミックにカービィのマンガが載っている。多分何十年もそうなんだと思う。「まあよくあるほのぼの他愛もない内容なんでしょ」と思うだろうけど、いつの間にか「何の罪もないデデデ大王がひたすら酷い目に遭うマンガ」になっている。ひでえ。大王可哀想過ぎる。

絶対にそうはできない、決してそうはならないことが、ひと目でわかるのだった。特に何も描写されていないのに。上村一夫である。彼自身まったくのほほんとは生きなかったように思える。そうでなければ描き得ない緊張と寂寞がここにはある。

いや無理だろう。なにがどう優しいんだ。

（松本零士っぽいメーターが時代を感じさせるわ…）

よく考えたら善逸は狂っているのではないか。

（迷走するアナハイム社）

スネ夫一家もずいぶん変わっちまったな。

いや折れるどころかちぎれてるだろそれ。

（日本人の恐怖）この得体のしれないでっかい魚に大葉を一枚散らす。すると日本人は「おっ、美味そうだな」と、いきなりスイッチが入ってしまう。「謎の魚」が「豪勢な料理」に化けてしまうのだ。おそらく外国人にはジャイアンシチューの例のビジュアルが浮かぶのではないか。日本人怖い。

「判断が遅い！」

何やってるんだ新吉。