オタクの深層水としての「熱血根性」というのを考えたい。これ戦後にずっとあったわけではない。むしろ忌避されたものが次第にスパイスとしてマシマシになり、石油ショックとも相まって「宇宙戦艦ヤマト」「ウルトラマンレオ」のように倒錯していく流れは15年程の一過性現象ではなかったか。
これが楳図かずおのメッセージ、テーマ、意義である。彼だけが恐怖漫画でここまで来たと思う。それは読者や編集者の、必ずしも欲するところではなかったと思う。だって怖くて売れりゃいいんだもの。それをあえてここまで持って来たところに自分は感動するし、このようにありたいと常に思っている。
AIに、オレのかわりにオレの絵を描いて欲しいのである。しかしオレの絵なんてもう粗だらけで別にマネなんかしてほしくないのである。このジレンマである。これを「AIきれいなジャイアン」と命名する。こうじゃないけどこんな風にしかならん。いやそうじゃねえんだよ。
(妄想陰謀論)
今になって思うに「宇宙戦艦ヤマト騒動」「キャンディキャンディ騒動」などの陰に我々の知らぬジャギがおったのではないか。そうでも考えないと全体の説明がつかないし、そう考えると腑に落ちるのである。そしてジャギは一人のはずがなく、今も普通にどこにでもおるのだと思う。
初見からもう何十年も経つけど、こんなセンス・オブ・ワンダーと面白さに満ちたマンガめったにないよな。なんだよ23万円って。
この2024年の年の瀬にもう一度アピールしておきたい。「仮面ライダーの留守を守る男、仮面ライダー第二号が、なんかチンチンもろ出しで変身しているように見えたことについて」
もう長い間マルチビタミンを習慣のように飲んでいる。「こんなん気休めだろうけどなあ」とか思いつつ。ここ数日在庫が切れた。とたんにガタ落ちする体調。マジかよ。ムスビの気持ちがやっとわかった(違います)