どっちかというと今地獄に向かってる感じですが。

見れば見るほど凄い発想。これが海にいて石油吸いに来るのである。一生忘れられん。

東銀座に「ナイルレストラン」というのがあってやね（いまもある）、ナイルさんという名物店長がいたのよ。行くと「ムルギーランチでいいよね」と勝手に決められて「こうやってほぐしてあげるからね」と、鶏肉をババーっと勝手にほぐしてくれる。唖然とした。多分その娘さんだと思う。そりゃ驚く。

少年ジャンプに「手塚賞」があるのは、自身が手塚治虫の理念と正反対の場所にあるからだと思っている。70年代のジャンプには当時のクソガキが好きな低俗で泥臭いものが詰まっており、右翼的だったり任侠的だったり、意外なところでは仏教的だったりする。タナトスの象徴として念仏が通用しているのだ。

ちなみにこれらの奇妙な描写の背景にある歴史は当時、いわば封印された黒歴史であったように思う。学校では習わない。正確には先生も迂闊なことを言いたくないから駆け足ですっ飛ばす。経済の夢に溺れながら。もう一方に「はだしのゲン」があり、共に低俗な少年ジャンプで断片的に誇張されて知るのだ。

だからテッカマンブレードだって。

オレ今やることあって忙しいんだけどな。こういう時やらんでもいいしょーもないことをやるのが実に楽しいよな。

以前、諸星大二郎の「子供の王国」のラストシーンを評し「あの子供は主人公ではない別人と思う。なぜなら『主人公だ』という確実な描写がないから」という意見を読んで唖然とさせられたのだが、今回の「あの中隊長機ザクは部下を救おうとしている」というのも同様に感じた。ある意味ネットの力である。

（食い逃げの言いわけが凄い）

（何も考えずに見たいもの） 「若おかみはゲッターロボ」

これはキチガイの顔ですわ。

（仕様は変更されることがあります）