新人作家はストーリーづくりと並行してキャラクターを考えたほうがよいです。
例えば主人公の成長物語を描きたいのであれば、あなたが好きなタイプの人間を主人公にするよりむしろ「弱い人間」を主人公にするべきでしょう。
キャラクターはストーリーのテーマと密接に関係している。
#マンガ脚本概論
プロの編集者は新人作家を見る時、まずキャラクターが描けるかどうかを観察します。
ヒットする作品では必ず個性の強いキャラクターがストーリーを牽引します。
よいキャラクターは作者とともに成長し、ストーリーを切り開く力を持っているのです。
#マンガ脚本概論
よいフィクションには「推進力と「リアリティ」がある。
「推進力」は読者に最後まで読んでもらう力。
「リアリティ」はその作品世界が実在することを証明する説得力です。
#マンガ脚本概論
ヒットする作品には型があるのでしょうか?
長いストーリーは必然的に同じ型になりやすいのです。
型にあてはめたからといってヒットするとは限りませんが、自分のストーリーの進行をチェックする基準にはなります。
#マンガ脚本概論
ストーリーの「起承転結」には2つ種類がある。
自力でハードルを越えて問題を解決する「起承承承承承転結」。
運命に導かれて気づきを得る「四等分された起承転結」
物語がもつ本質的な二面性を象徴している。
#マンガ脚本概論
読者をひきつける「身につまされる問題」とは(3)
「人間性が試される場面」では強く身につまされる問題が提起されます。
読者はストーリーによって「あなたならどうする?」と強く選択を迫られるのです。
#マンガ脚本概論