「面白い」ってなんだろう。
読者が「面白い!」と思ったとき、その人は何か「新しさ」を感じているはず。あるいは「可愛い」「おいしい」という感覚や感情に「共感」したとき「面白い」って思う。そう、「面白さ」には「新しさ」と「共感」が含まれている。
#マンガ脚本概論
1)ストーリーとは「問題」とその「解決」にすぎない。
2)「問題は必ず解決する」という考え方はリアルではない。この世の問題・・・いじめ、貧困、自殺、戦争・・・どれも簡単に解決する問題ではない。
このふたつの一見相反する文章の間に無限のストーリーが存在する。
#マンガ脚本概論
読者をひきつける「身につまされる問題」(1)
「ストーリーの【カセ】」は
「〇〇しなければならない」という「義務」と「〇〇してはならない」という「禁止」。
「カセ」を壊す方向にキャラクターを動かすとストーリーの「推進力」があがって読者は続きを読みたくなるのです。
#マンガ脚本概論
初心者だけではなくベテランの創作者でもこういうミスをする危険はあります。
同じネームを何回も直していると編集者もそのストーリーを知りすぎてしまい、読者にどのように情報が伝わるかわからなくなってしまうことがあるのです。
#マンガ脚本概論
よいフィクションには「推進力と「リアリティ」がある。
「推進力」は読者に最後まで読んでもらう力。
「リアリティ」はその作品世界が実在することを証明する説得力です。
#マンガ脚本概論
よいフィクションには「推進力と「リアリティ」がある。
「推進力」は読者に最後まで読んでもらう力。
「リアリティ」はその作品世界が実在することを証明する説得力です。
#マンガ脚本概論
短いページで複数のキャラクターの性格を描き分ける
「リトマス法」。「喫茶店の注文」「BBQ」「ゴキブリが出た」などあなたなりの「リトマス紙」を考えてみましょう。キャラクター設定を考えるときにも役に立ちます。
#マンガ脚本概論
「4257頭の象が空を飛んでいるといったら信じてもらえるかもしれない」
具体的な描写で「見てきたような嘘をつけ!!」
それが読者にとっての「信じないわけにいかない作品世界」になるのです。
#マンガ脚本概論 https://t.co/DPTvK3HH0k
ストーリーは問題と解決にすぎない。
しかし「問題は必ず解決する」という考え方はリアルではない。
解決に向かって主人公は様々なハードルを超えないといけない。
ハードルに質と量があってはじめて物語はリアルなものになる。
#マンガ脚本概論
新人作家はストーリーづくりと並行してキャラクターを考えたほうがよいです。
例えば主人公の成長物語を描きたいのであれば、あなたが好きなタイプの人間を主人公にするよりむしろ「弱い人間」を主人公にするべきでしょう。
キャラクターはストーリーのテーマと密接に関係している。
#マンガ脚本概論