半グレのタケが死なないの、改めて読み返してもやっぱりソウタの能力が実は「植物を成長させる能力」じゃなくて「因果率干渉も含めた生命力の強化・延命」だったんじゃないか説を推していきたい
根拠1:エルシーの雷撃を受け絶命したタケが心臓マッサージだけで蘇生したのが不自然
根拠2:死人蘇生や因果率干渉も呪詛系能力者なら可能
根拠3:呪詛系能力者は自分の能力を完璧に把握してるわけではない
根拠4:ソウタの能力の代償が『老化』と異常に重い。またタケ蘇生後に急激に老け込んでる
最後の最後で「自分の敬意は行動で伝え」そして獣相手に言葉ではなく「心で読み取らせた」顕家卿、最期まで武士ではなく貴族として美事な在り方でした……
#逃げ若本誌
顕家卿が鏑矢で語った遺言「野に咲く花」への一喝でもあり、最後の最後で「獣」と蔑んでいた武士達を素直に「花」と認めた上で「まだ死ぬな」と命じた厳しい命令でもあるダブルミーニングで正に歌に秀でた貴族らしい掛け言葉であり、顕家卿らしい照れ隠しでもある
#逃げ若本誌
「菊に虻」
1830~1831年頃、葛飾北斎70歳の頃の大判錦絵。貴族から波及した花鳥風月を愛でる文化は庶民にまで伝えられ浮世絵といった形で昇華された。複雑な色彩を湛えた菊の花弁が優美な中に無骨な虻を添えるという遊び心が面白い。菊の花言葉は「高貴・高尚・高潔」
#逃げ若本誌
顕家卿が示した公家の意地、更に貴族が権力を失った安土桃山時代を描いた『信長のシェフ』でただのかませ貴族と思われた勧修寺晴豊も語っていた「文化の継承者」として最重要なことであり、今日こういったコンテンツを楽しめるのも、文化を紡ぎ続けた彼ら先人あってこそですね
#逃げ若本誌