闇の土鬼読み返してたら自分の持ってる単行本「え」が荒ぶってることに気がついた。初版だから?こんなもん?
一瞬、変体仮名かなと思った。時代劇だから変体仮名出てきても違和感ない(笑)
【ジロ長を見る親分の足もと】にあったカメラがスッと引いて【親分を見ていた謎の人物の足】に移動するの粋だよね~。
さすがに他の作家はここまで足のアップばっかり描かない気がする。コマの切り取り方が漫画じゃなくて実写って感じ。ガチなカメラワーク。
こういう棚下先生の表現はワクワクする☆
「ヒマラヤ天兵」と比べると、「清水ジロ長」の方が仲間やライバルの出入りがあって面白い。棚下先生らしさが出てる気がする。
そう言えば、つば鳴りってツバの穴が広がってグラグラしてるってことだよね?
半助の描写はダイナミックで面白いけど、つば鳴りなのは扱いが乱暴だからなのかなと思った。
ジロ長の療養もつかの間、さっきのヤクザものとジロ長を父の仇と追ってきたつば鳴りの半助が集結。ジロ長危うし!って感じで付録が終わってる。
もっと読みたいなぁ。うーん、続きが気になる!( ゚ω゚ ;)
石松のおかげで逃げ延びたジロ長は無事に子分の大政と鬼吉と合流。若いのに歳上っぽい子分たちを従えてるのは「豪勇為朝」っぽいかもね。
子分想いのジロ長に感動した石松も結局、仲間に加わった。
棚下先生のストーリーは時々、ダンジョンゲームのクエストをクリアしたみたいな快感がある。
めくらの石松、当時流行りの座頭市の影響を受けているんだろうなぁ。
後に「めくらのお市」がヒットするのも納得!石松も強くてカッコいい!
キャラクターが若いからだろうけど「鬼滅の刃」の善逸っぽく見える。仕込み杖から霹靂一閃が出そう!(笑)⚡
前号では、仲間と父の敵討ちを果たし、仲間を連れて旅をしていたジロ長。
冒頭は、宿でめくらの石松(モデルは森の石松)がインチキ賭博を暴いてヤクザものに包囲されたところにたまたま居合わせたジロ長が助太刀。