棚下先生の少年漫画は絵が荒ぶってることも多々あるけど、奥行きのある構図はやっぱりカッコいいと思う。こういうとこが好きなんだよね。上手い!
なつ漫32号はインタビューのボリュームがスゴかった!とても参考になりそう。
収録されてた「笛吹き山物語」も面白かった。ディズニープリンセスのように可憐なサクラちゃんと、振り袖のみかづき丸。「ふりそで剣士」と違って、みかづき丸の振り袖は歌舞伎と同じイケメンの記号みたいなものだね。
めくらの石松、当時流行りの座頭市の影響を受けているんだろうなぁ。
後に「めくらのお市」がヒットするのも納得!石松も強くてカッコいい!
キャラクターが若いからだろうけど「鬼滅の刃」の善逸っぽく見える。仕込み杖から霹靂一閃が出そう!(笑)⚡
『らもう』の「ら」が見切れてるけど、下にイタリアンレストランの看板も映っているで間違いないと思う。
他の方の動画にも同じ通りを映したものがあって、『とんかつ』の看板なども確認できたけど、この動画が分かりやすい且つ古い。
棚下先生のデビュー作とかもそうだけど、50年代の若手作家は手塚先生オマージュしがち。
表現の分かりやすさやレパートリーの多さはさすが手塚先生だなぁと思うし、後輩作家たちがお手本にするのも納得。
棚下先生のヒーロー物「ヒマラヤ天兵」も面白かったけど、子ども同士の人間関係が薄いからちょっと物足りなかった印象…。
一方「電光覆面剣士」は、子ども同士の絡みが多くて好き。特に、おちゃらけた主人公の六郎太と虚無僧に扮する真面目な三郎くんの一見凸凹に見えるけど志が高いコンビが良い(笑)
ジロ長の療養もつかの間、さっきのヤクザものとジロ長を父の仇と追ってきたつば鳴りの半助が集結。ジロ長危うし!って感じで付録が終わってる。
もっと読みたいなぁ。うーん、続きが気になる!( ゚ω゚ ;)