【ジロ長を見る親分の足もと】にあったカメラがスッと引いて【親分を見ていた謎の人物の足】に移動するの粋だよね~。
さすがに他の作家はここまで足のアップばっかり描かない気がする。コマの切り取り方が漫画じゃなくて実写って感じ。ガチなカメラワーク。
こういう棚下先生の表現はワクワクする☆
話題にならなかっただけで、実は2人交流もあったんじゃないかな?芳文社の編集者の紹介で会ったことがあるとか。
漫画の上ではお互い呼び合う仲だもの。
山田先生の弾き玉、利に叶ってるし、渋カッコいいし、大正解だと思うんだけど、見辛さは否めない、
私も霞のつぶて知らなかったら何か分からんかったし、手裏剣とかもっと見映えする武器でもいいじゃん?って、
考えすぎかもだけど、緊迫感とか殺意とかかな、PG12じゃなかったら使って無いのかもね、
キービジュで鉛玉ぽいの持ってたけど、山田先生も火縄銃の達人だし、当初は設定踏まえたイラストかなって、
劇中、ピッて飛ばしてめり込んでたのも原作に出てきた内矢かもって、
でも、もし鉛玉が霞のつぶてだったら、銃を持たずに鉛玉だけ構えるキービジュがしっくりくる!めり込むのも納得できる!
「ヒマラヤ天兵」と比べると、「清水ジロ長」の方が仲間やライバルの出入りがあって面白い。棚下先生らしさが出てる気がする。
そう言えば、つば鳴りってツバの穴が広がってグラグラしてるってことだよね?
半助の描写はダイナミックで面白いけど、つば鳴りなのは扱いが乱暴だからなのかなと思った。
石松のおかげで逃げ延びたジロ長は無事に子分の大政と鬼吉と合流。若いのに歳上っぽい子分たちを従えてるのは「豪勇為朝」っぽいかもね。
子分想いのジロ長に感動した石松も結局、仲間に加わった。
棚下先生のストーリーは時々、ダンジョンゲームのクエストをクリアしたみたいな快感がある。
疑問に思ったのが宮崎の民謡「ひえつき節」が出てくるところ。
東浦先生は神戸の方だし、「ひえつき節」って当時は全国的にメジャーだったのかな?「ひえつき節」って言われて、当時の東京の人とかもすぐ分かったのかな?