「西部の秘宝」は、1954年『少年画報』新年号の付録(読み切り)。武内つなよし先生と棚下照生先生の合作という珍しい作品！ 武内先生は1953年から『少年画報』に作品を掲載、そして1954年9月から福井英一先生の『赤胴鈴之助』を引き継ぎます。棚下先生は同月から『少年画報』に「冒険三太」を連載。

ちなみに食満先輩は節棍の使い手！節棍はロマン！👍✨

ならなぜ長谷邦夫先生が「腐れ」の「され」を「去れ」と勘違いしてたのか？ 推測だけど「左竜之助」の説明を鵜呑みにしたからじゃないかな？ 「『こげんどされ。』とは、『このくだらぬやつ、いってしまえ。』といういみの、延岡のことば」

買い物すっぞ！⛵

続いて門木猿彦の妖剣？ 離れててもロウソクを真っ二つに切れる凄いワザ！ めちゃくちゃ真面目に説明が書いてあると期待したら後回しにされて微塵も分からんかった… 令和時代にはたして続きを手にすることが出来るのだろうか…😭

冒頭は、ジロ長一家を潰したい清水屋源兵衛が用心棒の求人をはじめ。 妖剣の男、花札で戦う小政、起風返しの兄貴の三人が採用される。

ムラサメ…桃谷ジロウ… ムラサメ…ジロウ… 💥村雨次郎！！💥 #nitiasa #ドンブラザーズ

#見た人もなにか無言で忍者をあげる

主人公ジロ長が、父の仇討ちをきっかけに共闘した仲間とジロ長一家を結成、悪いヤクザと戦いながら立派な親分を目指す物語。 仲間との出会いや関係が豊かに描写されてる上、以前より太く荒くなった絵柄がヤクザとの激しい戦いを引き立ててる。 棚下時代劇の中でも名作と呼んで良い作品だと思う。

起風返しを披露した兄貴は、実は生き延びたジロ長本人。 まさか仲間と合流する前に源兵衛たちに喧嘩売りに行くなんて…大胆だなぁ(笑) 終盤ようやくお馴染みの仲間と合流。次回、10月号はいよいよ源兵衛たちと対決かな？門木の剣の謎は解けるかな？

表紙がめちゃくちゃ濃いソース顔の源次だけど、本編、特に冒頭はお市っぽい細い線で描かれてる。

本の前半は棚下照生先生の「テキサス・ジム」、後半は益子かつみ先生の「ハムちゃん王国」。 “田中てるお”と書かれているのがいかにも初期って感じがする。 益子先生は、まんだらけでお馴染みの「さいころコロ助」などを描いてる方。