『水は海に向かって流れる』
3年ぶりの再読。これぞ恋愛漫画の新境地、名言名場面の嵐に脳汁が溢れる。過去の呪縛からの解放、人は自分だけの"幸せ"を追求しても良いんだ。究極の愛に号泣。
風呂敷を見事に畳み、強烈で激エモな台詞回しで締め括る天才的なラスト。これで3巻完結は凄い。超絶大傑作。
『霧尾ファンクラブ』
超絶大傑作。推しの挙動に一喜一憂、JK2人の一方的で激重で胸熱なクソデカ感情と情緒の揺らぎが凄い。想いを語り争い、全力で崇める変態性に爆笑した。
敢えて"顔"を描かぬ演出、妄想が暴走する面白さに唸る。純度100%の萌え、ド直球の尊さが脳天をぶち抜く最強コメディ爆誕。
『なれの果ての僕ら』
命懸けの監禁劇。弱さ、脆さ、醜さ。善性を問う地獄の実験、次々と浮き彫りになる人の本性と悪意。暴力と支配の誘惑、極限状態で精神が崩壊していく様は実に残酷だ。
事件の顛末から遡る構成、アッと驚き想像を覆す終盤の緊迫感は凄まじい。一抹の希望が残る閉幕に拍手。傑作。
SAKAMOTO DAYSに「骸区」の篁が登場したり、チェンソーマンに「予言のナユタ」からナユタらしき人物が出たり、同じ作者が過去作とのクロスオーバーをやってくれると凄くワクワクしますよね。
あと瀬尾公治さんなんか、クロスオーバーが得意な漫画家代表みたいなところあって大好き。
スケットダンスのヒメコが「ウィッチウォッチ」に登場。んで前作の「彼方のアストラ」でチュウさんの子孫らしき人物の存在が示唆されてるから、これで篠原健太三部作が同一世界線の話になったわけだ。
チェンソーマンばかうけ、あまりにも味がアレすぎて食べた人の反応が全部こうなってるの面白すぎる(僕は2袋でギブアップしました)
「チェンソーマン」原作未読、もしくは気になってるけどアニメ版を観ようか悩んでいる人に向けて作品の魅力について簡単に解説してみました。
極力ネタバレ無しで頑張ったので読んで頂けると幸いです。
#チェンソーマン
#chainsawman
『亜童』
令和版「AKIRA」。これ物凄く面白いのでオススメ。魅せる超絶技巧と高密度の作画、勢いよく暴れ回る超能力アクションと世界観の厚みは漫画の範疇を越えてる。
激しい感情や衝動、何よりも"想い"を優先するキャラの一途さが好き。表紙から伝わる熱気も最高、新時代を築く最推しバトル漫画。
『株式会社マジルミエ』
もう爆裂に面白い。魔法少女を現代風に最解釈、現実と地続きの"リアル感"に舌を巻く。既存の概念、設定、世界観をぶっ壊す新ジャンルがここに爆誕。
まさに「社会人版プリキュア」。全大人達へ贈る壮大な応援歌、お仕事モノと主人公の成長譚の凄まじい融和性に涙。大傑作だ。
『おかえりアリス』
押見修造の真骨頂。1巻から波乱の予感。純情を弄ぶ"性"の刺激、共感と嫌悪が入り乱れる不思議な読後感。嫉妬や独占欲、10代特有の感情や言動がマジで秀逸。
藤本タツキ称賛にも納得、表現の幅も実に多彩だ。歪な三角関係、その不穏さと危うさが癖になる。読めば分かる面白さだ。
『メダリスト』
超絶大傑作。卑屈な自分と不甲斐ない"今"に終止符を打て。執念、貪欲さ、努力。己の「好き」を貫き、現状打破した先に待つ氷上の世界で舞い踊れ!!
挫折を越える熱量、懸命な夢への想いを絶やさない人々の情熱に涙する。全てが最高で一級品。各漫画賞、漫画好きはこれを読んで欲しい。