『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』 生涯ベスト級の傑作。吃音と音痴、喋れず歌えない少女達の友情譚。笑われても尚、己の本心を歌い、叫び、言葉にする彼女達に心の底から感動した。 1巻完結、読書時間は約30分。その短さで涙が枯れるほど泣いてしまった。全てが尊い。大好きすぎて語彙が飛ぶ。

『ブランクスペース』 漫画で"空白"を表現する面白さ。肥大化する鬱憤と溢れる心の闇、そんな暴走する思春期の危うさと誰もが経験した爆発寸前の感情を描く圧倒的センス。 文学的でポップな作風、不穏でスリリングな話運びは天才の所業。クソったれな青春、｢想像力｣の可能性と怖さを痛感。大傑作。

『ウィッチウォッチ』 大傑作。もう開幕から文句無し。前作｢彼方のアストラ｣級の面白さと濃厚でぶっ飛んだ会話劇、抱腹絶倒のギャグの"間"と緩急が巧すぎる。マジで全てが圧巻。 毎話の安定感と完成度、天才的な構成力と起承転結の心地よさに驚愕する。全方位隙がない、現時点ジャンプ漫画の頂点。

連載当時は｢食戟のソーマ｣とのコラボ回でもゲラゲラ笑った記憶がある。どっちも単行本全部揃えるくらい僕の中ではジャンプの1つの黄金期だった。 また仲間りょう先生と附田&佐伯先生の新作が同時期に読めるような日々が来て欲しい。死ぬまで応援してます。

『ダンダダン』 次に来るマンガ大本命。多ジャンルが凝縮された爆発力と一気に畳み掛ける疾走感、鋭いセリフ回しと突飛な発想が抜群に面白い。導入～毎話オチに至るまでのテンポも最高だ。 密度の濃いストーリー、過激で勢い任せな作風が癖になる。担当編集は｢チェンソーマン｣の林士平。流石です。

『BLEACH』 全巻読破。現世と死後の均衡、心と魂の在り処、その全てを巡る死神達の死闘劇。お洒落な世界観、手に汗握る物語、心に響く台詞の応酬、どの要素も高レベルで抜群に面白い。 74巻分の熱量と想い、各篇の主要キャラや設定の全てが集約される最終巻は鳥肌もの。マジで最高の漫画体験だった。

『生き残った6人によると』 超絶面白い。恋愛×ゾンビ、斬新で秀逸な設定で掴みは抜群。極限状態の中で起こる波乱万丈な恋模様、可愛い絵柄だけど内容はめちゃくちゃ壮絶。その塩梅が絶妙。 自由気ままな日常、緊迫した非日常。その対比と切り替えが丁寧。1冊の完成度が凄まじく高い。全巻集めたい。

『忍者と極道』 超絶大傑作。まさに読む劇薬。宿命の殺し合いと愛憎渦巻く過激なストーリーは圧巻。迸る血飛沫とド派手な大殺戮、終始狂った作風と怒涛の展開が堪らない。 チェンソーマン、HELLSING、うしおととらetc …。大好きな漫画の要素全部のせ、全体的に濃厚で読み応え最っ高。マジで面白い。

｢タコピーの原罪｣ 、主題はイジメは駄目なんで薄いもんじゃなくて、子は親を選べない血の呪縛(過去)があるけれど、それは些細なきっかけで吹き飛ぶ。救いとは言い難いけれど道具に頼らなくても意志1つで現状(&未来)は少しずつ変えられるという最高にハッピーで鬱で不可避な子の通過儀礼なんですよ。

大好きな｢チェンソーマン｣のグッズを爆買いしてきたぞ!!(ジャンプショップ2店舗回りました) 特にデンジのゴミ箱風収納ケース、デンジのメモリアルコレクション、共に素晴らしい出来で眺めるだけで涙が出てくる。やはり推しへの愛に躊躇は不要。

『転がる姉弟』 日常系漫画の革命児。全巻一気買い&読み推奨。血よりも濃い絆、笑顔が繋ぐ家族団欒に泣く。一生懸命に"今"を転がり、自然に愛を深めていく。この読後感が幸せ。 ｢よつばと！｣を彷彿させる、賑やかなで愉快な交流が素敵。不器用で能天気、純真無垢な子供の姿が微笑ましい。大傑作。

心配のリプ、DM下さった方々本当に感謝です…！命に別状がある病気ではないですが、念のため7～8月頃まで休養して一旦今後のことはその時判断します。 残ってる感想？(下書き)が少しだけあるのでそれ全て投稿したら一旦離れますが、また復帰した際には仲良くして頂けると幸いですｍ(_ _)ｍ