『メダリスト』
超絶大傑作。卑屈な自分と不甲斐ない"今"に終止符を打て。執念、貪欲さ、努力。己の「好き」を貫き、現状打破した先に待つ氷上の世界で舞い踊れ!!
挫折を越える熱量、懸命な夢への想いを絶やさない人々の情熱に涙する。全てが最高で一級品。各漫画賞、漫画好きはこれを読んで欲しい。
チェンソーマンばかうけ、あまりにも味がアレすぎて食べた人の反応が全部こうなってるの面白すぎる(僕は2袋でギブアップしました)
ファイアパンチ、生きる意味を模索し続けた男の人生が映画館(死後)の上映作品(走馬灯)として機能する終幕が天才的すぎる。復讐、映画撮影、神の真似事…どの巻も面白くて読み応え抜群。
チェンソーマンにも通ずる作風や人生論、映画的なコマ割りも全てこの頃から健在。藤本タツキ好きは絶対読むべき。
嘘で塗り固めた虚像。溜め込んだ歪な狂気と息苦しさ、唯一の居場所すらも捨てた決死の逃避。業と贖罪を背負い、善悪を越えて辿り着いた結末は最早"漫画"の域に留まらない。
間と無言の圧、行間で雄弁に語る様は文学小説だ。もう何十回読んだだろうか。「アンダーカレント」との出逢いが、僕を救った。
『アオのハコ』
大傑作。憧れや恋心による一喜一憂、健全で爽やかな王道正統派ラブコメ。同時にスポ根要素も爆盛り、真摯に競技に向き合い努力を重ねるキャラクター達に好印象。
動き出す"青春"の予感、眩しく甘酸っぱい作風と圧倒的な尊さが五臓六腑に染み渡る。アニメ化秒読み、全人類読んでくれ。
『おかえりアリス』
押見修造の真骨頂。1巻から波乱の予感。純情を弄ぶ"性"の刺激、共感と嫌悪が入り乱れる不思議な読後感。嫉妬や独占欲、10代特有の感情や言動がマジで秀逸。
藤本タツキ称賛にも納得、表現の幅も実に多彩だ。歪な三角関係、その不穏さと危うさが癖になる。読めば分かる面白さだ。
『株式会社マジルミエ』
もう爆裂に面白い。魔法少女を現代風に最解釈、現実と地続きの"リアル感"に舌を巻く。既存の概念、設定、世界観をぶっ壊す新ジャンルがここに爆誕。
まさに「社会人版プリキュア」。全大人達へ贈る壮大な応援歌、お仕事モノと主人公の成長譚の凄まじい融和性に涙。大傑作だ。
高校生時代から「ファイアパンチ」をリアタイしてた僕達はチェンソーマン10~11巻、ルックバック、さよなら絵梨で加速する謎の考察祭りに辟易してた。
友達と「予言のナユタやべぇ!!」、「シカクおもしれぇ!!」、「死んだら映画館行きてぇ!!」つって駄弁ってたあの頃が懐かしくて泣いてしまう。