『殺さない彼と死なない彼女』
超絶大傑作。死によって"生"が後押しされる残酷さ、可愛らしい4コマ漫画の空気感を覆す衝撃的な結末に愕然とした。巻末のあとがきが痛いほど胸に刺さる。
他愛もない会話や笑い、死にたい&殺すの掛け合いも今は全て愛おしい。本当に読んで良かった。映画も絶対観ます。
実写秒速5センチメートル、絶賛派だけど理紗との関係は違和感。貴樹は明里への未練を痛いほど引き摺り、理沙を岩船駅に放置するクズ。でもその現状は依存で、初恋の呪縛から解き放つ存在が理沙であり決別として背中を押す。そして心理的な距離の遠さを越える花苗の旅立ち、その改変と省略は残念かな。 https://t.co/UC45pLqB5H
SAKAMOTO DAYSに「骸区」の篁が登場したり、チェンソーマンに「予言のナユタ」からナユタらしき人物が出たり、同じ作者が過去作とのクロスオーバーをやってくれると凄くワクワクしますよね。
あと瀬尾公治さんなんか、クロスオーバーが得意な漫画家代表みたいなところあって大好き。
チェンソーマンばかうけ、あまりにも味がアレすぎて食べた人の反応が全部こうなってるの面白すぎる(僕は2袋でギブアップしました)
『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
生涯ベスト級の傑作。吃音と音痴、喋れず歌えない少女達の友情譚。笑われても尚、己の本心を歌い、叫び、言葉にする彼女達に心の底から感動した。
1巻完結、読書時間は約30分。その短さで涙が枯れるほど泣いてしまった。全てが尊い。大好きすぎて語彙が飛ぶ。
『株式会社マジルミエ』
もう爆裂に面白い。魔法少女を現代風に最解釈、現実と地続きの"リアル感"に舌を巻く。既存の概念、設定、世界観をぶっ壊す新ジャンルがここに爆誕。
まさに「社会人版プリキュア」。全大人達へ贈る壮大な応援歌、お仕事モノと主人公の成長譚の凄まじい融和性に涙。大傑作だ。
『転がる姉弟』
日常系漫画の革命児。全巻一気買い&読み推奨。血よりも濃い絆、笑顔が繋ぐ家族団欒に泣く。一生懸命に"今"を転がり、自然に愛を深めていく。この読後感が幸せ。
「よつばと!」を彷彿させる、賑やかなで愉快な交流が素敵。不器用で能天気、純真無垢な子供の姿が微笑ましい。大傑作。
『暗号学園のいろは』
全「RRR」好きは読め!! 白熱の踊り、極限の思考、思わず唸る言葉遊び。2次元の制約の壁を難なく突破する技術、漫画表現の限界を越える瞬間に唸った。マジで才能の塊。
「化物語」の西尾維新、炸裂するセンスと爆発する感性が凄い。卓越したキャラ造形も圧巻。超ド級の大傑作。