東北楽天ゴールデンイーグルス13年、東京ヤクルトスワローズ3年……嶋基宏選手、16年間の現役生活、お疲れ様でした。
くやしかったね……。幼き私の想いとは裏腹に、『ドカベンプロ野球編』ではたったの2ページで決着がつくという。当時の水島新司は山田太郎の三冠王争いを話の中心としていたし、関心がなかったのがわかる。
水島新司『ドカベンプロ野球編』42巻、秋田書店(少年チャンピオン・コミックス)、pp103-104
これも然り。11巻9章(1977年。順にp218,pp221-223)の、景浦と従弟・小林満の初対決の話。
日本ハムファイターズのビジターユニフォーム。上下無地の水色で、帽子の色も同じ。1974年前期のものに酷似。しかし、赤・白の極太パンツラインがない。背番号も胸レターと同じナール体でなく、ブロック体。
マジック「21」。西勇輝が登場。オリックス時代の愛されキャラそのままのイメージ。
水島新司『あぶさん』103巻、小学館(ビッグコミックス)、p21
水島新司『ドカベンドリームトーナメント編』(チャンピオンコミックス)、15巻、p93、pp116-117
亀井は上記の2コマのみ。『あぶさん』にも登場しない一方で、今年の巨人の開幕投手・菅野智之が登場する(106巻)。
>王(貞治)本人から祝福を受けるかたちで
>(王貞治は)作中で最後に描かれた実在人物でもある
下図は常軌を示す描写。一枚目は水島新司『あぶさん』(ビッグコミックス)の56巻p113、二枚目は107巻pp121-122
ダグ・ジェニングス(D・J)[Doug Jennings](1995-1997,オリックス)
プロ8巻p100、プロ9巻pp46-47、プロ9巻p59
ダリン・ジャクソン[Darrin Jackson](1995-1996,西武)
プロ5巻p128、プロ8巻p140、プロ9巻pp21-22
オリックスおよび前身球団のリーグ優勝が漫画で描かれたことはそう多くはない。
・梶原一騎・川崎のぼる『巨人の星』講談社(講談社文庫)、6巻、pp274-275
・水島新司『ドカベンプロ野球編』秋田書店(少年チャンピオン・コミックス)、11巻、p125、p129
漫画家・水島新司の訃報から一年が経ちました。今回取り上げる選手は、元福岡ソフトバンクホークスの猪本健太郎。現在は同球団のブルペン捕手です。水島が描いた育成選手で、かつ景浦安武行きつけの店「大虎」を訪ねた、数少ない90年代生まれの実在選手です。猪本を主題とした話は、三回描かれました。