このタイミングで、「実はコミックでは、ロキはデッドプールの父親だった!」とかいうそれっぽいネタでも流すか。
※ヒント:ロキは「欺瞞の神」です。
ステージ1のボス、「スカリー」は、『パニッシャー』#22-23(8-9/1989)に登場した、カンザス州でインチキニンジャ道場を運営するチンピラ、チェスター・スカリーが元ネタ。開幕2ページでパニッシャーに降参するが、幸い「そうか、ありがとうよ!」はされなかった(なお本物のニンジャに殺される)。
「スーパーマン」のコミックの一番最初の事件、殺人事件の冤罪で死刑執行寸前の女性を救うため、真犯人とその証言を携えたスーパーマンが知事の元へ(超能力で扉をブッ壊し)請願に押し掛ける、という奴は、彼のスタンス(基本、法に従うが、必要ならパワーを振るう)を端的に伝えてるなぁと、今さら思う。
ていうか、『スパイダーマン・アンリミテッド』からの引用に加えて、スタナーとレディ・オクトパスという、『クローン・サーガ』発のキャラクターも描かれてるトコに、感謝の涙を流さざるを得ぬ。ビバ1990年代。
【オマケ】
1枚目:『墓場の鬼太郎』「猫仙人」より、『プラスチックマン』オマージュなページ。
2枚目:クオリティ・コミックス版『プラスチックマン』第35号より。
3枚目:水木しげる版『プラスチックマン』より。
4枚目:『墓場の鬼太郎』「猫仙人」より。
『秘密法人デスメイカー』の最新話、新キャラのベンが本格的に他の兄姉と絡む回だけど、兄姉の呼び方が「兄さん」「姉さん」なのが地味に良い。あと突っ込み役でありながら、飛び道具的な使い方も既に確立してる感じが、「この末っ子、キャラ的に大当たりじゃね?」と思いました。
今月の「チャンピオンRED」を購入。
『バットマン&ジャスティスリーグ』は、主人公のルイくんが地脈の力を操る能力を継承する儀式に臨み、精神世界に囚われる。一方、グリーンランタンは黄色い人と交戦中……てな具合。
パワーリングの力は、昨今の設定を反映して、黄色い対象にも通じる仕様。
TLで流れてくる「金の奴隷解放宣言」という、語呂の悪いワードに対して、なんとなく思い浮かんだ「金の奴隷から解放された人々」のイメージ。
毎度言うけど、この田中敬邦という訳者の「キレの良い口語のセリフを、勝手に文を足してモッタリしたセリフに変える」悪癖は本当に勘弁して欲しい。
こことか、ハンクの体調について伏線を張ってるセリフが長文になって悪目立ちしてるし、級数下げて無理矢理セリフを流し込んでるデザイナーも不憫。
『デッドプール:SAMURAI』サクラスパイダーが「作者の知らないとこで勝手にいろいろ展開されたりしてる」のセリフに笑う。
ご安心下さい、サクラスパイダーは、本家の『エンド・オブ・ザ・スパイダーバース』に出演するほどの大活躍ぶりですよ。……十把一絡げにハチの怪物にされたけどね!
今回の映画『ジョーカー』版のジョーカーは、ジョーカー史上最低レベルの戦闘力(多分、シーザー・ロメロ版の方が強い)であるけれど。
その点で言えば、『ダークナイト・リターンズ』のジョーカーって、すごくフランク・ミラー的な、マッチョなスーパーヴィランであったのだなぁ、と再認識する。
ちなみにナショナル・コミックスがこうした自主規制コードを制定することになったのは、1940年の『バットマン』第1号で、バットマンが機関銃で武装して悪人を殺害するシーンが編集部内で問題視されたのがきっかけである模様(ボブ・ケーン本人が自伝で言ってた)。