『秘密法人デスメイカー』最新話、「人形化」という、作者の性癖をキーにしつつも、本筋は面倒くさい性格の しんとちゃんとベンとの不毛な会話劇にして、人形化されたキャラクターへの尊厳破壊はマイルドに留めてるところが、こう、毎度の作者のクレバーさを感じる。

『サンキューピッチ』最新話読んだ。 試合に直接関係しない練習投球の場をこんな風に活用する野球マンガ初めて見た。天才か。 そして今まで自重してた阿川先生が、ここぞとばかりボケをかまして、いつものベンチの雰囲気に戻してるのも良い。

あとこのコマ見るに、デスメイカー事務所に常備されてるデストロイせんべいって、メイド・イン・怪人界ぽいね。怪人王から仕送りされてんのかな。

しかしメアリー・マローンさんって、当人は不幸な犠牲者なのに、フィクションだと凶悪なヴィランにされがちよね。 やっぱ「腸チフスのメアリー／タイフォイド・メアリー」という異名がカッコ良すぎるからか。

『秘密法人デスメイカー』の最新話、別ベクトルで倫理のない母娘が、延々とタガの外れた会話を積み重ねるモラルハザード回。 一方で１話で提示した怪人階級の設定が地味かつ厳格に守られてるのが、なんかいい。シリアルキラーが「ご飯の前には手を洗う」ルールを頑なに守ってる感。

なお映画では「エクセルシオール号（スタン・リーの口癖より）」と名付けられてた宇宙船だが、オリジナルの『ファンタスティック・フォー』第１号では特に名前は言及されず。 2019年に刊行された『ファンタスティック・フォー（第６シリーズ）』#14 で、58年目にして「マーベル-1」と命名された。

オリジナルの『ファンタスティック・フォー』第１号では、実はベンが「宇宙線の研究が不十分なのに宇宙に行くのは自殺行為だ」と、冷静に指摘してたけど、スーに「共産主義者に先を越されたいの」「弱虫なのね」と煽られ「誰にも俺を弱虫とは呼ばせねぇ！」って乗せられた件は地味に語り継いできたい。

今週の『#サンキューピッチ』阿川先生の出番多い……むしろ野球やってるシーンより、ベンチで阿川先生がウガーウガー言ってるシーンの方が多い……(歓喜)。 てか、どうにか味方を鼓舞しようと、ボケキャラの立場をかなぐり捨て、各人の勝手な「流れ論」に汗まみれでツッコむ先生が生真面目で好き……。

『阿佐ヶ谷サキュバス同人物語』最新話、今回は作画に関するエロマンガあるある。てかサブタイトルが『サルまん』かよ！　毎度二人でテンポ良く会話が弾むけど、そろそろテンポを狂わす「三人目」も登場して欲しいかも。 あと画像２枚目のセリフのルビ、「雄(おす)」じゃなくて、「雄(ゆう)」だよね。

『秘密法人デスメイカー』最新話。割とベンに対しては無茶ブリするハエオムと、「兄さん達の頼みじゃ断れねぇな！」って喜ぶベンとの割れ鍋＆綴じ蓋な関係に萌える。ヤベェ(ヤベェ)。 あとベンが例のドリルで しんとちゃんに勉強教えてるの良い(煎餅食べて話聞いてなさげな しんとちゃんも良い)。

あと『#サンキューピッチ』の最新話、登場人物全員がボケに回ったためにツッコミに回らざるを得なくなった阿川先生が、かろうじて繰り出せた精一杯のボケと、そこに的確なツッコミを入れてくる伊能の阿吽の呼吸も尊い。

久々に「『AKIRA』の金田のバイクのアレ」っぽいシーン。 一枚目：『ダウナーお姉さんは遊びたい』 二枚目：『ギャルと本屋』 三、四枚目：『江戸前エルフ』 ……無料配信のマンガサイトばかり見ているのが丸わかりですね。