「死ね」の一言で一国を滅ぼせるほどの存在が、「挑む」
あくまで自分たちが強大な大衆に、世界に挑戦するという捉え方は、まさに極道族的だ
しかし同時に、大衆の恐ろしさを骨身に染みて知っているとも思える。塵芥芸者衆は大衆を憎むと共に、怖がってもいるのかもしれない
#忍者と極道 
   救済なき医師団の齎す救いは、何より自分たちへの救いなんだな
絶望の余り堕ちた闇医者を救えるのは、確かに孔富姐さんだけだよ
#忍者と極道 
   普通ならここから過去回想に入りそうなところを、主人公が気合いで強制解除して話を先に進める
まずはストーリー展開して思い出すのは死んだ後という忍極の姿勢には脱帽せざるを得ない
#忍者と極道 
   虚珠の過去、長の真実と畳み掛けてからのラストこれである
華虎の仲間はジョー一人で超少数精鋭の暴の極みかと予想してたら、きっちり他にもいたー! そりゃ考えてみたら格闘界とて広いんだから当然だな!
あんな奴らが複数いるとか、もう終わりだよ
#忍者と極道 
   壊左おじいちゃんと陽日っちが殺られちまった、と帰還の時は一言触れるだけだった右龍
今回一コマだけ出た彼らとの思い出以外にも、色んなことあったんだろうな
烏合の巣に来るまでの間に涙は流し切って来ておいたんだろうか……
#忍者と極道 
   原作小説ではどうしても文章の狭間で顔もわからず消えていくモブキャラというものがいるが、コミカライズならそこをより具体的に、生きたキャラクターとして描き出せる
この作品も然り。彼女らにも人生がある。氏族出身の奴らに見下されてもへこたれない気概があるのだ
#オルクセン王国史 
   何がキツいって、まさに読者自身も〝しゃあ⭐︎ROCK〟の配信見てるかのように描かれてること
現代ではこの構図を見慣れている方も多かろう。自分も大衆の一人、共犯者たり得ると突きつけられる思いだ
配信者本人への悪口もコメントにある辺り嫌なリアルさがある
#忍者と極道 
   普段は悪役好きとして極道族の大暴れを楽しく見てすらいるのに、犠牲者に名前と職業を出して少しクローズアップされただけで「今すぐシャワー止めて東京脱出してくれ機長ー!」って思ってしまう辺り、我ながら半端者である
#忍者と極道