【読書記録】村上もとか『フイチン再見』7-10巻. 小学館.
ついに最後まで読了。1975年のエピソードに「粋人で夜の市長というあだ名を持つ」田辺茂一が登場。いい味出してる。
【読書記録】手塚治虫著、福江純解説『手塚治虫の理科教室』いそっぷ社, 2009. 手塚治虫の未知の作品!ではなくて、科学をテーマにした作品のアンソロジーだった。「奇妙な大冒険」は昭和32年の作品で、おなじみの馬場のぼるキャラが出てきて何か嬉しい。昭和25年の作品「氏神さまの火」もよい。
【読書記録】澤江ポンプ『パンダ探偵社 1』リイド社. 平成31年.
ほかの生き物にじょじょに変化する「変身病」のアイデアが秀逸だが、それを自然な感じでビジュアライズする絵ヂカラが良き。ギガンテウスオオツノシカのシルエットがなにげにせんとくんになってるの好き。
【読書記録】安岡章太郎「私の濹東綺譚」増補新版.中公文庫. 2019.
偏奇館焼失を思い安岡さんはこう書く。「荷風が失ったのは、書籍というより過去の知識を語る何かであり、それはたとえ同じ内容の書籍を買い戻したとしても、再び手に入れることの出来ない或るものであろう。」
【読書記録】松田毅、竹宮惠子監修『石の綿-終わらないアスベスト禍-改訂新版』神戸大学出版会. 2018.
神戸大学人文学研究科と京都精華大学マンガ研究科の大学院生が描いた。かもがわ出版2012年刊を大幅改訂したという。
【読書記録】平田弘史『黒田・三十六計 官兵衛と秀吉』リイド社. 2014. 作者独り言が好き。織田軍六万の陣容を描く見開きページには「二萬から六萬の軍勢を描くのは 時間的に辛いので文字で省略ゴメンネ。」「ハタハタ旗イッパイ」「旗たくさん」
【読書記録】上田トシコ『あこバアチャン』集英社. 1988.
初出掲載誌「明日の友」婦人之友社. 昭和48年春号〜昭和63年夏号. モダンでハイセンスな絵柄が良い。フイチンさん読みたいけど、どこにあるのかな。
【読書記録】石森章太郎原作、石川賢漫画『変身忍者嵐 1』大都社. 昭和61年.
冒険王1972-1973年連載。石森に比べてスプラッター度が高い。ノミドクロのカイカイ攻めが好き。たぶんノミを噴射してるんだろうが、これじゃあ致命傷にならない。
【読書記録】週刊少年サンデー1969年3号を入手。赤塚不二夫とフジオプロによる「オールズタズター御前試合」がナンセンスというかシュール。小学生のとき読んで記憶に残っていて探していた。塚原国電、眠病四郎、ムサイ坊ベンキ。。。
【読書記録】講談社編『MANGA Day to Day 上』講談社. 2021.
コロナ禍に集った漫画家109人が描く、2020年4月1日以降の日本。4月1日ちばてつやから5月21日加曽利りあらまで。マスクもトイレットペーパーも消えて緊張感のある日々だったことを思い出す。
【読書記録】梶原一騎、つのだじろう『空手バカ一代』講談社. 1999.
特攻隊、用心棒、宮本武蔵、山ごもり、眉毛落とし、空手選手権優勝、道場破り、牛殺し。。。1971年少年マガジン連載開始。懐かしい。