【読書記録】長谷邦夫『バカ式』曙出版. 1970年.
長谷邦夫盗作全集。カバーに帯が印刷してある。「漫画芸術へのデタラメな挑戦!! 怪匠・長谷邦夫が世に問わない問題作!」昭和45年万博の時代の世相が懐かしい。つげ義悪作バカ式は頭の穴をネジでフタをしたバカボンのパパが主人公なのだ。
【読書記録】手塚治虫『やけっぱちのマリア』秋田書店. 1996. 秋田文庫.
昔話題になっていたが未読だった。天才手塚のぶっ飛びんだ発想力に圧倒される。男の子がエクトプラズム少女を妊娠って。彼の描いた鬼太郎とオバQがテキトーで好き。
【読書記録】雨宮処凛『非正規・単身・アラフォー女性 「失われた世代」の絶望と希望』光文社. 2018.
アラフォー女性の約半数は非正規。自分の老後だけじゃなく親の介護も。派遣は人間じゃなくてモノ(あるいはサービス)扱い。
即座にパソナとか竹中平蔵とかの単語が浮かぶ。
【読書記録】能條純一『昭和天皇物語6』小学館.2020.
大正13年は戊辰戦争からまだ56年しかたっていない。「会津の者たちは未だに賊軍の汚名に泣かされています。」なのだ。
この巻は裕仁の母節子の院政ぶりが目立つ。
【読書記録】つげ義春『つげ義春大全 第6巻』講談社. 2020.
1956-1958年の作品。「生きていた幽霊」、「4つの犯罪」、「恐怖の灯台」など。作品内容によって絵柄が違うのは、このから始まっている。ニヤニヤしてるキャラが好きだなあ。
【読書記録】つげ義春『つげ義春大全 第11巻 女忍 鬼面石』講談社. 2020.
60,70年貸本漫画末期。異色なのは「見知らぬ人々」。カヴァレロヴィッチ監督の映画「夜行列車」を脚色した作品。深井ヒローや永島慎二のような画風。
【読書記録】梶原一騎、つのだじろう『空手バカ一代』講談社. 1999.
特攻隊、用心棒、宮本武蔵、山ごもり、眉毛落とし、空手選手権優勝、道場破り、牛殺し。。。1971年少年マガジン連載開始。懐かしい。
【読書記録】講談社編『MANGA Day to Day 上』講談社. 2021.
コロナ禍に集った漫画家109人が描く、2020年4月1日以降の日本。4月1日ちばてつやから5月21日加曽利りあらまで。マスクもトイレットペーパーも消えて緊張感のある日々だったことを思い出す。
【読書記録】週刊少年サンデー1969年3号を入手。赤塚不二夫とフジオプロによる「オールズタズター御前試合」がナンセンスというかシュール。小学生のとき読んで記憶に残っていて探していた。塚原国電、眠病四郎、ムサイ坊ベンキ。。。
【読書記録】石森章太郎原作、石川賢漫画『変身忍者嵐 1』大都社. 昭和61年.
冒険王1972-1973年連載。石森に比べてスプラッター度が高い。ノミドクロのカイカイ攻めが好き。たぶんノミを噴射してるんだろうが、これじゃあ致命傷にならない。