スコードロン・シュプリーム、凄いな。人間社会をユートピアに作り替えるという大事業を始めたヒーロー達、数少ない反対派のナイトホークがリーダーのハイペリオンを殺せる物質アルゴナイトを銃弾に作り替え、演説中の暗殺を目論む第一話。DKRやウォッチメンより先にこんな作品が作られていたとは…
膨らんでダンゴムシみたいに転がってくるヴィラン、見た目のマヌケさもさる事ながらキャップの舐めプが酷過ぎて泣ける
ナイトホークはもうめちゃくちゃ誰が見てもバットマンで、彼が登場すると巨大なタイプライターの上で戦うとか、ゴッサム空間がMARVELユニバースに突然発生する
となるとモイラみたいな「死んだ瞬間人生強くてニューゲーム能力」の方が良さそうだが、いちいち子宮にリスポンして一からやり直すのも、コレはコレでダルそうだな
ハイペリオンの視点では戦いの最中にちょっと助けた背景の人物くらいの感覚だが、ピーターの視点ではハイペリオンはフラッシュ・トンプソン同様に力を誇示する乱暴者。ここに歪なDCユニバースとしてのリボーン世界が浮かび上がる。こういう読み方、楽しみ方が出来るイベントは久しぶりという気がする
それはそれとしてデイリー・ビューグルの社員がアニヒラスの虫に首をスッパリ切断されたりして、ちょっと新鮮な描写だ