しかし後日、全ての情報、仲間を売り殺したパトリシアは「結局思ったほど価値は無かった」と無慈悲に告げられる。「過去の犯罪歴を消し、新たに名前を与え、退職金を渡すから望み通り消えるといい」というナターシャに、「貴方みたいにSHIELDに入れるかと」と呆然とする。しかし「面接は終わり」
ファミ魂ウルフ、途中から「コントローラーに触らずプレイ」「念力で敵キャラを消滅させる」とかデタラメな攻略が当たり前になってきて、「もうこれファミコンとか関係無くない?超能力合戦じゃん」と疑問に思ってたら、最後に黒幕の口からめちゃくちゃ納得出来る真実が明かされる凄い漫画だったな
補助線が残ってたり、パース意識してたり、デッサン人形みたいなキャラクターが4コマに出てくるのも「上手くなっていく過程」を感じて凄く良いよね
海外はセンシティブな話でも反映が早くて、参考に挙げると9.11同時多発テロをスパイダーマンで描いたのが同年10月、キャプテンアメリカがストーリーに取り入れたのは翌年4月号からだったり
久々にMARVEL以外のアメコミを読んでいる。ヒーロージャンルに飽きてきたらそれ以外のジャンルを読み、それに飽きたらヒーロージャンルに戻ってくるサイクルがある
三人のそれぞれの世界観が描き分けによって表現される。古典的な戦争漫画風のキャプテンアメリカ、ダーク・シリアスな色彩のブラックウィドウ、ポップで輪郭が強調されたスパイダーマン。
イメージまんまの男二人はともかく、西ドイツに亡命を企てる、髪を結んだ少女時代のナターシャが結構新鮮だ。
ハルクにバートが出てきた話に関連して、最近読んでるコミックに出てくるモブキャラ、OITNBのブーにそっくりだ
ハリー・ポッター風だが、より現代的で独特の世界観。登場人物達の過去に何が起きたのか、今何が起きているのか、そして未来に何が起こるのか、世界の謎と絡み合って続きが気になり、どんどん読んでしまう。くすぶる主人公に訪れる変化の兆しを描くロマンスコミックとしても結構面白かった、気がする。
「仕事は何してるの」
「昨夜その話を意識的に避けたんだけど気付かなかった?」
「なんで?」
「守秘義務が」
「あのさーこの質問に答えるのそんな難しい?」
「仕事は人を定義付けるものじゃない。でも皆この質問から入るのが気に食わない、だから答えないのが信条」
「つまり無職なのね」
「はい」
久々に読んだちゃおの長寿タイトル「こっちむいて!みい子」、トランスジェンダーの題材を扱っていて驚く。