アメスパ925号、メインストーリーとは別にMJとフェリシアのパートなど、複数の短篇を収録した豪華版。中でも印象に残ったのはスパイダーマンに助けられる事に快感を覚え、事件現場に駆け付けてわざとヴィランの前に飛び出す変態を描いた話だった。
色々なMARVEL市民がいる
ヴィラン女子達(シンジケート)のバチェロレッテ・パーティー。途中からフェリシアも参加。フェリシアはMJパートにも顔を出し、善悪の垣根を越え、女同士の助け合いの精神。今号の彼女は魅力的に描かれていた。
夜中に店に押し入った強盗をやっつけたスパイダーマン。しかし騒ぎを聞きつけた店主が銃を持って現れ、スパイダーマンが止めるも間に合わず、既に無力化されている強盗を射殺してしまう。
強盗はまだ若く未成年だった。写真を持ち帰るも、意気消沈するピーター。彼の死を止める事は出来なかったか……
デイリー・ビューグルの副編集長ロビーは「拳銃を持っていなければ少年は強盗に加わる事も無かったし、店主は警察が来るまでに彼を殺す事も無かっただろう」と話す。
年間銃によって2万5000人が死に、30万件の犯罪が起き、子供の死因の5位。警察や軍でもない個人が拳銃を所持する事に懐疑的なロビー。
アルティメット・インベージョン、読んで分かる通り1984的世界観だが、与えられた戦争により世界を支配するのはメイカーの遠大な計画の前提条件に過ぎない。彼の真の目的は未だ謎に包まれている。こんな超天才型ヴィランだがここ数年小悪党の一人みたいな扱いだった事は忘れよう!
今週のスパイダーマン vsクレイヴン
「じゃあ今から埋めるけど、死にたくなったらこれ使ってね🤗」(ザクザク)
うっかり若き日のピーター・パーカーに出会ってしまうエディ。逆恨みからかつて殺そうと付け回していた宿敵、今は自分がそうありたいと願う目標スパイダーマン。その原石に出会い、エディは何を思う?
エディ対征服者カン。短期タイムトラベルにより別のタイムラインから自分を連れてくる分身の術を繰り出すカンだが、一人一人はそんな強く無いのであっさり食われて死ぬ(ブルーラズベリーの味がするらしい)
「ロキ」シーズン2の2話にチラッと出てくるホラー映画「ザニアック」はソー原作のネタで、役柄にのめり込み過ぎた俳優ブラッド・ウルフが事故を経て本物の女性を憎む殺人鬼ザニアックに変貌し、ソーに退治される。
めちゃくちゃマイナーなヴィランだが、TVAとも絡むので本作に引用されたと思われる。