今日はバイクの日と云うことで。超マニア向けの『AKIRA』の読み方を。画像1は『AKIRA』初期の大友さんのバイク。画像2は連載1年後の大友さんのバイク。画像3は最初薬箱が上手く描けなくてトイレで泣いていた末武さんが4年後に描かせて貰ったバイク。画像4はヘルプに入った有望新人今敏のバイク。
画像1枚目、上段が初刷りで下段が1990年代の39刷。初刷りの白さが眩しい。画像2枚目、上段初刷りで下段は2007年最終54刷り。この本の場合、2005年頃?から中性紙になって白度が上がるんですが、それでも初刷りの方が白い。マニアは初刷り必須です。
あら2枚目が付いてなかった。2枚目、上段初刷りで下段が中性紙になった2007年最終54刷りの画像はこちら。なお中性紙は製法による区分で、上質紙は原料パルプの配合比率による区分なので、違う概念です。
僕が持ってるガンケオンムさんの作品はこの二つだけですかね……もっと集めようと思いつつなかなか手が回ってませんでした。特にこの「動物園で見た赤とんぼ」の扉なんて、デビュー前の大友さんが影響受けてる感じです。他も読みたい!
いい機会なので全15巻積読してたサスケを読み始めた。字がちっさいな……
伊之助ってサスケの父ちゃんオマージュ?(いつもこうではないから違うか)
月刊メロディに連載中の麻生みこと『下足痕踏んじゃいました』、修羅の国である川崎駅東側が舞台で親近感あったんだけど、今回なんて大師駅から西へ向かった車が港町駅に向かう側道に入ってから多摩川縁まで行って最後は多摩川の流れを甘く見て渡ろうとするとか、職場が近くてリアルすぎで笑える。
というわけで無事2冊とも発掘。一冊は大友関連同人誌やその他のB5本などの入ったダンボール(5段積みの最下層)に、もう一冊は森脇真末味承認FC会誌桃色軍団や単行本未収録作を入れたバインダーに入ってました(はい森脇真末味さん大好き)
第二会場のくだん書房では、みやわきさんのスケッチブックや、展示されなかった原稿がパンパンに入っているクリアファイルをじっくりめくれます。生々しい筆致で眼福。70年代初頭くらいの絵柄が好きだなー
由利さんの自宅の仕事部屋には、急な変更にも対応出来るよう、写植がビッシリ貼り込まれたノートがあった。『AKIRA』の写植も勿論由利さんの仕事で、特に4巻は、大友さんのペンが絶好調だったのに合わせるように、由利さんの写植技も冴える。「大友さんの手書きの意図を汲んでね」と笑っておられた。
由利さんの写植技として、かなり特殊なものを挙げたんですが、由利さんの写植テクの基本として、フキダシ内いっぱいを使ったキツキツ詰めというのがあって、これが平常フキダシだと普通なのに、円弧を繋げた大声/叫びフキダシだとキツキツという使い分けになっててメリハリが強く効いてたりしますね。 https://t.co/Gs5rpNX2PZ