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一方、対する主人公側(読者がシンクロする側)はなるべくシンプルな能力の方が良い。
何故ならシンプルな能力だと「出来る事と出来ない事」がハッキリしてるので、読者が「どうやって勝つか?」をシミュレーションし易いのです。
「どうやって勝つの?ハラハラ💦」と感情移入し易い。
続く
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ポルナレフにしてもミスタにしても「出来ない事」が多いので、その限られた能力を如何に使って敵を破るか?という「謎解きパズル」が面白い訳です。
逆に主人公側が「複雑な能力」だと、読者が理解するのも一苦労で、シミュレーションがし難い。説明め過多になる。
面白いバトルになり難い。続
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‥五部でフーゴとパープルヘイズが途中退場したのも同様の理由です。パープルヘイズが複雑過ぎるからです。
複雑な能力は敵側向きなのです。
話を戻しますが、ポルナレフやミスタの出番が多いのは「能力がシンプル」な為、「バトルが面白くなる」からというのは何となく理解出来ると‥
続く
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‥思います。
シンプルな能力のキャラは「敵の複雑な能力」の脅威を際立たせ、敵の魅力をも引き出す訳です。
だからこそポルナレフはやたら敵に散々苦しめられ「読者に敵の脅威を知らしめた上」で承太郎にバトンタッチし、だからこそ承太郎のピンチと、それを打ち破る所が輝くのです。
続く
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という訳で「シンプルな能力の主人公側」VS「複雑な能力の敵側」はバトル物を面白くする一つの真理だと思うのです。
勿論、そうじゃなくても構成や他の要素も話の完成度には関わってくるので、このパターンじゃなくても面白くは出来ますが、重要な考え方だとは思います。
‥続く
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以上の点を意識してバトル物を読むと、同じ様な作品でも「なんかノらないなー?」とか「わ、今度のすげー面白い💦」とかの理由が見えて来たりもします‼︎
‥たぶん笑
おしまい。
実は四部だと本来、億泰とザ・ハンドがこのポジションにつく筈だったと思うんですよ。
でも「空間を削り取る」能力は一見シンプルに見えて「削り取られた空間と周囲の空間との整合性」があやふや(シーン毎にルールが異なる)な複雑なスキルになってしまってるのです。
そこがハネなかった理由かと。 https://t.co/LNrtEf3g2a
また、手塚ファン以外にはあまり知られてないかも知れませんが、晩年近くチャンピオンに最後に連載された「ミッドナイト」にはBJが重要な役回りで登場し(スターシステムではなく、BJ本人)、物語に決着をつけて終わります。
コレがBJの最後の姿の筈。‥たぶん笑 https://t.co/6PuhYLTRJK
僕(昭和43年生まれ)が高校生の時の国語の授業の時はありましたねー。
同時期にサンワイドコミックス「変身忍者嵐」(少年マガジン版)を読んだ時に「あれ?コレこの前学校で習ったヤツじゃん」て思いました笑 https://t.co/rhT8yYMn4n
故居村眞二先生はホント絵が上手くて、内山まもる先生にしろ居村先生にしろ絵がしっかりしてる方が架空のキャラを描くとキャラの存在感が増すんですよ💦
居村先生の絵が好きで「紺碧の艦隊」も絶筆まで買い続けてました。
もー‥メカをあらゆる角度から自在に描ける人、尊敬するわー💧
そしてラスト、唐突にいい人になって仲直り‥という「スーパー食いしん坊」の黄金パターン笑
‥そこがいいのだ‼︎笑 https://t.co/Sg94kP3GAR