「恋する民俗学者」14話
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秀子の体に異変が起きる。恭次郎は激昂し、自分だけが自らの文学に酔い、他人の心(つまり「他者」)を理解しない國男を叱責する。
強引に東京に戻される國男をしっかりとこちら側に繫ぎ止めるべく手を差し伸べたのは以外にも藤村であった。
「黒鷺死体宅配便」戦前昭和編の前編はここで読めます。
笹山のモデルの一人は戦時下、柳田を訪ね、怪談をし小遣い稼ぎしていた謎の人物岡田建文。戦争の破局を予言し、東京大空襲で姿を消します。
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ヤングエース次号掲載「東京オルタナティブ」校了中。
これまでの話はここで配信中。
謎の法務省官僚、鬼干潟龍夫、暗躍中。
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「恋する民俗学者」第15話
東京に戻った國男は恭次郎に呼び出され國男に嫁ぐ気はないという秀子の決意を知る。恭次郎は代わりに文学で秀子を傷つけた責任を取って自分とともに分断を去れと命じ、國男は応じる。
花袋も一緒に筆を折るというが國男は止める。その理由は?
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「恋する民俗学者」15話こぼれ話
「恋する民俗学者」登場人物は全て実在のモデルがいましが、國男との恋愛で傷ついた秀子を娶る青年だけ虚構の人物。國男らと対極のエリートではない明治の青年。キャラとして思いの外膨らみ最終回でも登場します。
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「恋する民俗学者」15話こぼれ話
この國男のセリフは花袋の「妻」の中に出てくる國男がモデルの青年のセルフがベースになっています。
と、結構細かくセリフも出典があります。
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「恋する民俗学者」16話
國男とともに文壇を去ると言った恭次郎は國男に決断を迫るように姿を消す。兄通泰は「近代」に耐えかねて座敷牢にこもった父のようには生きるなと諭す。一人、旅に出た國男は海辺の村で人間の「習わし」に関心を持つ自分に気づく。
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「恋する民俗学者」第17話
國男の恋を描くことに執着する花袋を理解できないりさ。
しかし花袋の國男への偏愛も含め花袋をりさは受け入れようと決意する。嬉々として國男の元に旅立ったあと花袋あての國男のハガキが届く。
「半島第一の高峯大山の頂上にありて遙かに君を思う」とそこにはあった。
「恋する民俗学者」17話あらすじ
伊良湖で再開する國男と花袋。
同じ場所に立って同じ風景を見ても國男には人の習わし(民俗)、花袋には自分の気持ち(私)に心が向く。
民俗学と私小説、二人のそれぞれの新しい表現はこの時密やかに始まっていたが彼らは気づかない。
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