大城のぼる「冒険ターちゃん」。
今ではアウトなアフリカ系の人々を描くステレオタイプの描き方が戦前・戦時下の日本では「南方」系を示す表象だった。というところからこの表現の政治性の出自はとき起こさないといけないんだよなあ。
「恋する民俗学者」こぼれ話
國男が病床で学び始めた農政学は「優勝劣敗」つまり強者が勝ち弱者が負けるのを必然とする社会ダーウィニズムにた対しそこで生じる不均衡を「社会」という主体が解決すべき「社会問題」と捉え、解決の手段が「社会政策」だとする立場。
今の日本が見失った「社会」はこれ。 https://t.co/Vr7NE8qY3N
アメリカの方針転換による、警察予備隊の発足から日米安保に至る占領下の「逆コース」の渦中、武装せず、戦わず、ひとり和平交渉に及ぶロボット少年アトムのこのカットも戦後まんが史にとって重要です。 https://t.co/XqqaJxOu1y
殺人現場に残る発売前の少年週刊誌。終わらない昭和。
第3の原爆投下が「なかった」世界、歴史が修正された世界で時間が歪み、軋み出す。
その異変に唯一気づく、自称新人類刑事・篠山徹の新しいバディは?
「東京オルタナティヴ」第1シーズン、全話無料配信中。
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コミックウォーカー で配信中「東京オルタナティブ」ガイド
基本設定は二つ。
①敗戦直前、東京に3つ目の原爆が落ちていたがその歴史が「修正」された。
②修正のもたらした綻びの結果、昭和天皇の「崩御」が訪れないまま昭和が継続している1989年が舞台。
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戦時下ガスマスク。粗製品の流通、価格統制、政治家は呑気に実用性のない廃物利用の手作り推奨と、マスクのドタバタや雨合羽で防護服と少し前に見たグダグダな見た光景をこの時もやっていて「戦時下とコロナ下そっくり論」もいい加減こっちがうんざりしてきた。進歩できない国なんだなあ、ホント。
資料に作画グループの合作を引っ張り出す。聖悠紀さんとみなもと太郎さんと同じ見開きにモブを描いているページを発見。モブは沢田ユキオさんと分担した。「少年キング」に短期連載。みなもとさんも聖さんもばばよしあきさんも皆、故人なのか。 https://t.co/93s2pRCLro
まんが訳「酒呑童子」、中国語版、英語版を作りました。
近く公開します。海外の方のみならず、語学の教材にもどうぞ。
『ヤングエース』次号校了。
『黒鷺死体宅配便 高校生編』
今回から谷田編です。
何でかレヴィ=ストロースだけ極端な反応があるのですがこれはドイツの昔話研究者マックス・リュティについての学習まんが。昔話という様式の「伝わりやすさ」という経済性についてやキャラクターの身体が記号だという考えなど。いわゆる「現代思想」に括られないけど結構、重要な研究です。
『東京オルタナティヴ 承 天安門編』、ケストナーの一冊の本から始まります。 https://t.co/9pi07qNqrD