去年からずっと近代100年のまんが史の学習まんがを作っていて今日は一日ネーム入稿の準備や引用図版の出典リスト作り。
教科書っていうか、テキストなんですよ、実は。
八坂堂のまんが。「クウデタア」より。60年安保でデモ隊が国会に押し寄せるのを眺めて呟く三島由紀夫。実際にこういう感想を書き残しています。まんがですから根幹に大きな虚構を仕掛けていますが60年安保当時の文学者の立ち位置や発言は結構、資料にもとづいています。
「東京オルタナティヴ」歴史修正編・シーズン最終話、原稿届く。これはこれで「今」を描いているんだけどね。
単行本は来年、「くだんのピストル」が落ち着いたところで一気に出せるといいな。鈍器本は避けたいが。
「おたく文化100年」
大衆文化100年の歴史を追う学習漫画です。
ニコのアカウントがあれば1−6話まで無料で読めます。
7話以降、話製作中。
https://t.co/09GSrHwNj7
漫画訳「酒呑童子絵巻」明日12日から毎週土曜更新で配信です。わかりやすく言うと図の様に絵巻物を全て漫画形式にレイアウトし直す、と言うことです。
採用する手法は戦後漫画の基本「映画的手法」です。変換の前と後、比べてみてきださい。
https://t.co/SSuhcZ4RBj
初心者向けの「近現代大衆文化史」のようなものの「流れ」を理解する、学習まんが型の教材の製作を再開。右の本の僕の執筆部分の内容を敷衍したもの。 https://t.co/5MTeQiL9SS
既刊案内。大塚英志・西川聖蘭『クウデタア』
60年代末の17歳の少年達による小松川事件・社会党委員長刺殺事件・皇太子パレード投石事件同時の文学者の動向を背景に描くまんがです。
右は大江健三郎と江藤淳の出会いのくだり。
【発売日決定】
「くだんのピストル」3巻11月刊行の予定でしたが、正式に【12/4刊】と決まりました。「人斬り以蔵」の誕生や長崎出島でのグラバーとの出会いが語られます。
一応、こういうのもあります。「クウデタア」。大江の「セブンティーン」の事件をモチーフに60年安保直前の17歳の少年たちと大江健三郎も三島由紀夫も深沢七郎も江藤淳も石原慎太郎も庄司薫も登場する群像劇です。
『YA』次号、「黒鷺死体宅配便」校了中。
それはそれは恐ろしいウィルスの話。
どれくらい恐ろしいかと言うと。