八坂堂のまんが。西川聖蘭作画「クウデタア」。最初、日本で出せなくてフランス版が先行。大幅、というか3倍増ぐらいで昨年日本版完全版刊行。左は三島由紀夫主演(してます)映画「からっ風野郎」のラストシーンの撮影でエスカレーターからの転落するくだり。監督しているのは東大の同窓生増村保造。 
   「ヤングエース」新連載、「くだんのピストル」第一回校了中。
ついに時代劇に挑戦です。
くだんの能力は「人のこころを読む」じゃなくこんな感じです。人々の群れとしての動向を読めてしまう、つまり歴史の行先を感じ取ることができるのです。 
   田河水泡はコンパスを使ったまんがの描き方を満州で教えていたがや図形やコンパスを使ったまんがの描き方が戦時下、流布したのは何故なのか、について短いエッセイを書く。
「まんがの描き方の政治学」みたいな本をいずれは描きたいと思いつつ。 
   「ヤングエース」次号「文化工作者 七条特高の冒険」校了。川島芳子、運命に抗えるか。 
   実際には日本サブカルチャーの100年史と言ったところ。後半は「報道技術研究会」や「連合赤軍山岳ベースにおける”かわいい”の語法」など。
無料公開です。  https://t.co/8hH0qTy3nM
   「とでんか」は東京都交通局都市伝説課の略。都市伝説がカジュアルになった世界線で「人面犬が生ごみを荒らす」的苦情の窓口。明治時代、鉄道敷設時、狸が化けた汽車が出たなど鉄道にまつわる都市伝説の苦情が多かったためその流れを汲み交通局にある。  https://t.co/r7nIcr1eNz
   この連載は夏頃書籍で刊行予定です。
「まんがでわかるシリーズ」はZENStudyというサイトに移籍します。現在はオタク文化史を近代100年の歴史に位置づける「100年オタク史」が全15話無料配信中。
夏過ぎから新シリーズ「まんがでわかる柳田國男と民俗学」の無料配信が開始します。  https://t.co/hnh4Vws11k
   「ヤングエース」十二月発売号「まんがでわかるまんがの描き方」ミュシャ編。
「金色夜叉」の挿絵が「オフィーリア」の影響を受けていた、というよく知られる事例も紹介しています。 
   「文化工作者 七條特高の冒険 」第3話まで無料配信中。
https://t.co/oazWkL7tLZ #コミックウォーカー 
   論文集に寄稿してもらった柳田國男「明治大正史世相編」についての論文を校正しつつ、多くの先達も言ってきたが「昭和大正史世相編」をやはり書きたいと改めて思う。普通選挙の頓挫と「群れ」と化した大衆の登場が多分第1章。「群れ」としての人の昭和平成史。この本では準備不足で叶わなかった。