『日本大衆文化史』という今年作った本は海外の日本研究の大学3、4年生を想定した教科書だが、事前調査では今流行りのまんがアニメを扱うとどの国でも食らいつきがいいという先生方の要望が多く、しかし敢えてしなかった。人気アニメの届く力に便乗して何かを届けない、という節度は必要ではないか。
まんがでわかるレヴィ=ストロース。『YA』次号に掲載です。校閲中。
レヴィ=ストロースの神話の構造分析のやり方を思い切り噛み砕いて説明しています。
西川さんより「文化工作者 七条特高の冒険」原稿着。残り2回。
戦時下、芥川賞の受賞を審査員横光利一が「時局」と言うとんでもない理由で受賞作をごり押しし決定した事件がモデルのエピソードが描かれます。
「YA」7月売り、「八雲百怪」校了。
猫が出ます。
八雲の猫。
スパーク(火の粉)という名です。本当。
「吾輩は猫である」のパロディの主人公にもなりました。本当。
CWで「黒鷺死体宅配便」、更新しました。
コロナだからと言ってホラーの定番「ウィルス」「感染」は自粛しません。
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まんが訳「稲生物怪録」、じわりじわりと進行中。
徐々に怖さが沁みてくるいい感じに仕上がりつつあります。
「酒呑童子」とはまた違う趣です。
「黒鷺死体宅配便」も「ヤングエース」次号分、校了中。
唐津兄編最終話。
唐津くん、海外放浪終えて終えて帰国? しかし次回、いきなり昭和初頭にカットバック。それで山崎先生夫妻はロケハンに。
戦時下のメディアってラジオのイメージが強いが実は戦前テレビは実用化寸前。ヒトラーは一家に一台テレビをと考えベルリンオリンピックでが実験放送も。日本でも皇紀2600年の1945年目標で開発が進んだが日米開戦で中止。テレビは「秘密兵器」のツールとなる。
ヤングエース次号「黒鷺死体宅急便」。東京オリンピック編開始。
何故かもう一度、マラソン開催が東京に。
新キャラの尼僧・練乳さんも登場。
1941年前半の雑誌類を別の資料あさりでめくって行くと目次にも載っていない翼賛一家がよく出てくる。翼賛会に押し込まれたのか、検索の難しさと裏腹に氾濫と言っていいほど各所に掲載されている。こういう見えなさと漫画家が戦後経歴から消去し、結果その意味が見えに聞くなっている気がする。