八坂堂のまんが。大塚英志原作中島千春作画「恋する民俗学者」。柳田國男や田山花袋たちロマン主義に傾倒した作家たちがやがてそれぞれの「社会」を見出し着地していく様を明治文学史を踏まえつつ描きます。松岡國男は柳田家に婿養子に入り彼の青春が終わります。
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「ヤングエース」連載「まんがでわかるまんがの描き方」校了中。今回は「絵巻物」まんが訳の解説に加え、絵巻物自体の文法についても初歩的な解説。まんがや映画の演出と全く異なるのに、戦時下のつくられた言説である「絵巻物は映画的」と今更、日本スゴイ的にいう人に限って知らない人も多いので。
「恋する民俗学者」2の裏テーマは「編集者」。江見 水蔭、田山花袋、国木田独歩、与謝野鉄幹ら明治の作家の「編集者」としての姿が描かれる所が他の文豪物とちょっと違う点かも。明治の作家はしばしば黎明期の文芸誌の編集者でもありました。 https://t.co/hFOeoBnzrl
教材まんが「日本大衆文化史」ブックレット完成。「群としての作者」による通時的なテキストや表現の「作り直し」の連続として文化史の正負をとらえます。「翼賛一家」への言及もあります。某所でオンライン授業用にpdfを無償で提供する予定。個人的にくださいという希望には今回はお答えできません。
AIが全く読み取れない柳田國男についてアナログな学習まんがで学ぶ教材、第6講、編集中。
全15回までなのでまだまだ。
「明治大正史世相編」結びの文章。
「公民」(有権者)としての「貧しさ」について。
「恋する民俗学者」web最終話校了。
花袋がようやく自分の文学を自覚。
「恋愛」の部分は虚実入り混じり、しかし、例えば、この最終話も花袋が戦地で見つけたリボンを美千代(「布団」ヒロイン)に送る下りは花袋書簡が根拠。
自分で言うのもなんですけれど、かなり傑作。
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「ヤングエース」次号「くだんのピストル」校了中。まさかのケモノ幕末ものは山崎先生の提案で僕はノープラン。
犬、猫、子供が登場とバラエティー番組なら鉄板なのだが、何しろ「黒鷺」な僕らだからなあ。
この連載は夏頃書籍で刊行予定です。
「まんがでわかるシリーズ」はZENStudyというサイトに移籍します。現在はオタク文化史を近代100年の歴史に位置づける「100年オタク史」が全15話無料配信中。
夏過ぎから新シリーズ「まんがでわかる柳田國男と民俗学」の無料配信が開始します。 https://t.co/hnh4Vws11k
「ヤングエース」、『まんがでわかるまんがの描き方webコミック編』校了。縦スクロールまんがはLINE小説に近いのかもしれない、という話などをアレコレ。
製作中の学習まんがの導入。
こういうこともやらなきゃいけなくて、いろいろ大変なんだよ。
9月刊行「まんがでわかるwebtoonの描き方」(KADOKAWA)、補講部分の原稿到着。未だ、日々方法論の進化が止まらない縦スクロールの手法を最前線の中国の手法の解析を踏まえ浅野くんが解説します。補講部分はコマ間の余白の規則性とその変遷や縦スクロールにおける「決めゴマ」について。