写真の3冊は、心の神殿に祀られている幼少期の大影響源で、『世界の怪獣大百科』に至ってはクトゥルー神話とのファースト・コンタクトでした。
どちらかというと、こちら寄せなのですけれど、流石に入手困難でしょうね。8月発売の『バットマン:ゴッサム・バイ・ガスライト』が増刷される程度にばんばん売れてくれたりしましたら、ミニョーラものの企画をあれこれ出していける、かも?(かもです、かも)
床屋に行ったついでに立ち寄った古書店に、What if DR.STRANGEがあったので買ってみた。時間が巻戻り、バロン・モルドがソーサラー・シュープリームになるエピソード。そこかしこにクト系ワードが散見されるのは、ドクター・ストレンジものの特徴です。
Spider-Woman#2(1978年5月)で、ジェシカは英国自然史博物館に所蔵されていたエクスカリバーに興味を引かれ、これを抜こうとするのですが、泥棒のスラッパー・ストラザーズに先を越されました。結果、彼はモルガン・ル・フェイに憑依され、ジェシカと戦うことになります。
実際には、この男は飛行船を操るマッドサイエンティストなのでした。ジュール・ヴェルヌの複数作品に登場する"マスター・オブ・ザ・ワールド"ロビュールや、Detective Comics誌#33に登場した私兵集団の首領カール・クルーガーなどの飛行船ヴィランが投影されていそうです。https://t.co/C1TJwJR3V6
『小学一年生』1970年2月号掲載のこのエピソード、「のび太は最初、射撃が下手だった」というトリビアとともによく紹介されますが、少なくもこのエピソード内では「ぼくのピストルだともっとうまい」ことが否定されたわけではないので、自分的にはギリギリセーフと思っている。(F大全集版2巻に収録)
#cthulhujp 93年秋頃からマーベルのあれこれの本に出てくるこの単眼オクトパス"Xlyym"、出自がフォーマルハウティ(これ自体は70年代の設定)で、やはりクト系と見なされているようです。
戦いの日々に疲れたコナンが故郷に向かっていると、ゾンビ(作中にこの表現なし)めいた謎のピクト人の集団が、ひとつの村を襲撃して滅ぼしてしまうところに出くわします。果たしてコナンとピクトの女戦士ブリッサは、キンメリアに迫る脅威に立ち向かえるのか--という筋。
かくして、ダークホールダーとヒーローたちの争奪戦が繰り広げられました。その最中、“大災害(アトランティス水没)以前”に、アトランティスの導師たちがクトーンの巻物を発見し、世界を支配する力を得たものの、倒した敵を吸血鬼として復活させる呪文を生み出すという過ちを犯したことが語られます。
吸血鬼となったドラキュラは、やがて吸血鬼の王ニムロドの存在を知り、彼を倒して自身が王となります。しかし、全ては異形の古代吸血鬼ヴァーネイ(吸血鬼ヴァーニーが名前ネタ)の掌の上でした。赤子の頃からドラキュラの性質に注目したヴァーネイは、彼の人生に介入し、かくあるよう仕向けたのです。
ドラキュラは現代のダークホールダー(この時点ではモルガンがかつて組織したカルト)の首領で、真の『ダークホールド』を探させています。これを察知したストレンジは、『ダークホールド』の保管場所をワンダに問い合わせ、アベンジャーズのマンションにあると聞き出します。https://t.co/dLskl2qjzg