陸軍幼年学校教育綱領
前文
「帝国陸軍の精神元気は、幼年学校に淵源す」
練兵場でもなく、士官学校でもなく、幼年学校こそ帝国陸軍であると教育していたわけだ。帝国陸軍すなわち兵士ではないのか?
歴史に価値を持ち込むことの是非については、裁判を通して歴史学のあり方を問うたこの本を読んだ事があった。やはり「許せん一線」というのはあるんだろうが、誰がどう判断するんだ?
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『裁判と歴史学 ― 七三一細菌戦部隊を法廷からみる』 松村高夫・矢野久編著,現代書館,2007年
ちょっと古いがこれで文献に片っ端からあたる手もある。 https://t.co/HnbN0cUYso
たまには経済の話もするんです。
「経済、金融、政治に大混乱を引き起こさずに債務の持続可能性の問題にうまく対処できた国は、安定した金融環境を維持し、適切なタイミングで(時期尚早にではなく)財政引き締めに転じ、経済を成長させることによってそれを果たした」
『国家の債務を擁護する』日経出版
著者の松浦義教氏は第38師団参謀の元陸軍中佐。二・二六事件に連座した疑いで陸軍刑務所に収監された異色の経験を持つ。ラバウルで敗戦を迎え、過去の経歴から今村均司令官に頼まれ、戦犯者の現地日本側弁護人となる。本書はラバウルでの裁判などを綴った日記をもとに執筆された。
『真相を訴える』